なにわ男子の吸引力がすごい
なにわ男子の吸引力がすごい。
私は「気になる」から「沼に落ちる」までに一度抵抗を挟むため、沼落ち確定までにとても時間がかかるタイプです。
そのため、なにわ男子が結成された時もデビュー日が決まった時も、デビューシングルがリリースされた時でさえ、すべて「ふーん」でスルーしてきました。スルーしてしまいました…。
私は2018年頃に関ジャニ∞にハマり、現在は紆余曲折の末、同事務所の別グループ担をしています。ジャニーズという集団をグループ単位ではなく事務所として見た時、彼等の面白みは先輩・後輩・同期という縦横への関係性の広がり具合だと考えているので、その意味でも関ジャニ∞担を降りてしまった自分にとって、関西圏にいるあるなにわ男子はかなり縁遠い存在でした。
ただ単純なもので、デビュー直後のご祝儀出演ラッシュでお顔を見たり、カウコンなどでアイドルの本業であるパフォーマンスを見たりしていると、これがまあとにかく可愛い。可愛いのです。
私のストライクゾーンは30代、そのはずなのに、ゾーン外の推しをこれ以上増やすわけには…と思いつつ、惹かれる気持ちをどうにも止めることができそうにありません。
なのでFCに入会する前の最後の悪あがきとして、また後でこの記事を読み返した時、認識がどう変遷しているか、振返った時の面白さに期待して、こうして思うまま書き綴っていく次第です。
なにわ男子というグループについて
ま~~たジャニーさんが素っ頓狂なグループ名を付けちゃったな~~。
と初見は正直同情を禁じ得ませんでした(すみません)。関西アピールは関ジャニとWESTがあるからもういいよ~。なのにジャンルがキラキラ正統派アイドルって、キンプリとキャラ被りしてしまうのでは?とすら思っていました(すみません)。
ただグループ名はともかく、正統派キラキラ系でありながら「ボケツッコミを意識したグループトーク」ができる点にとても好感を持ちました。軽妙なグループトークができると好感度爆上がりするタイプのおたくなので……。正統派の先駆者であるKing&PrinceもSexyZoneも、天然ボケが渋滞しすぎてトークの収拾がつかなくなることがままあるので、意識して話をまとめられる=MCが面白いのは私にとって文句なしの加点対象でした。
歌って踊れるのは勿論、東でまだ確立されていない「正統派だけどトークがうまい」、一方で西では前面に押し出されなかった「キラキラ」という、いそうでいなかったグループ像。なにわはまさに現代型ハイブリッドアイドルだと思えました。
一番印象的だったのは、デビュー直後に櫻井翔くんがMCを務める「1億3000万人のSHOWチャンネル」に出演した時に質問された「好きな女の子の仕草」に対する回答です。
七人全員が「グループ内でネタ被りさせない」という基本を押さえつつ、それぞれ個性を出した回答を捻り出している姿は「頑張ってるなあ」と微笑ましかったですし、道枝くんのラッキー噛みを除き、六人それぞれが「正統派カワイイ」を推す中、大オチ担当の大橋くんをトリに回すという連携配置もきちんとできているところに関西教育を感じてグッときました。
横山・村上・大倉の後進育成事業がここにきてちゃんと芽吹いている……!(横山くん大倉くんがステージプロデュースをしている以外に、ジャニ勉で村上くんも関西ジャニーズJr.のバラエティ力育成企画をやっていました)
次はメンバー個人についてです。(※カッコは現在の呼び方)
・西畑大吾くん(西畑くん)
八重歯センター!!!!!
いや~~~これは一本取られたな~~~!!!!
八重歯、推しに絶対欲しいという訳ではないですが、あると五億倍愛しさ跳ねあがるみたいなところあるじゃないですか……エビ天のような絶対的王道感ではないけれど、あったら超嬉しい紅しょうが天のような、私にとって八重歯はそんな存在……。
万人受けしそうな整った顔立ちながら、仔犬のごとききゅるんとした黒目が愛らしい、笑うとチラ見えする八重歯がチャーミング、なのに名前は「大吾」と渋い。このギャップがいいと思います。声も意外と低めで男の子っぽいのがまたいいです。何を隠そう私がなにわで一番好きなのは西畑くんなので……顔が好き……。
赤を背負うセンターであり、しっかり者で、Jr.時代に色々苦労もしてきてて、グループ内ではMC役と言うのも要素盛り盛りで推せます。
・大西流星くん(りゅちぇさん)
元関ジャニ同担のお友達が「最近なにわの流星くんが気になる」と言っていたのもなにわを知るきっかけのひとつではありましたし、「あざとくて何が悪いの?」で姿を見たことがあったので、一番最初になにわで認識した子は実はりゅちぇさんでした。
ほんと~に見た目が可愛らしい。あどけない。赤ちゃんみたい。そしてカワイイという自分の魅力を最大限生かした的確な振舞いができるのは、潔くてとても好感が持てます。可愛いからあざとい振舞いも許される。いやだって、カワイイ……。
今後気になるのは、りゅちぇさんが現在のあざとカワイイ路線を何歳まで続けていくのかと、そもそもあざとカワイイはビジネスキャラなのかどうか(素であざとカワイイならすごい)です。途中で切り替えるとしたら何歳でどこ路線にいくのかな~。できればセクシーサンキュー並みに初志貫徹して頂きたいところですが。
あと、大西くんが誰かに似ている気がして、でも誰だか思い出せなくて、見る度ずっとそわそわしています。誰なのか誰か教えてください。
・大橋和也くん(おおはしくん)
顔と声のギャップがすごい。
まずデビュー曲の「初心LOVE」で人と声の擦り合わせをしたのですが、お顔と声のギャップに一番びっくりしたのが大橋くんでした。一発ギャグもこなす三枚目っぽいキャラ付けにも拘わらず声がめちゃくちゃ大人っぽい。そしてうまい。声が伸びる伸びる。
先輩の番組でもちゃんと爪痕を残そうという心臓の強さもあるし、一方で可愛らしいところもあって、おおはしくんはとてもリーダーっぽい子だなと思います。愛され系で、周りに「支えてあげなきゃ!」と思わせられる系リーダー。
・道枝駿佑くん(道枝くん・みっちーさん)
可愛らしい顔立ちだけどかなり背が高い、所謂マリウスタイプですね。道枝くん本人としてもここまで伸びるとは多分想定していなかったのではないでしょうか。想定外の成長。それともなにわが全体的に小さいからにょきっと見えてしまうだけなのか。
最初は大西くんがメンカラピンクだと思っていたら、道枝くんがピンクなんですね。でも道枝くんも全く違和感のないピンク。王子様ピンクという感じがします。可愛らしい顔立ちだけれど彼は青年になりかけの紛れもない少年で、爽やかさが同居している印象。存在が母性を擽ってきます。
山田涼介くんや松村北斗くんなど、複数の先輩が彼を「かわいい~」とべた褒めしているのを聞くので、もしかすると男すらママにさせる才能があるのかもしれません(?)
最近ドラマや映画でよく顔を見ると思ったら、なにわのエースは道枝くんらしいですね。ということはSexyZoneと同じくセンター・エース並列制なのか…。西畑くんと道枝くん、仲良しだといいなあ。
※ここから下はまだよく知らないので更にぼんやりします。
・藤原丈一郎くん(藤原くん)
藤原くんもとにかく顔がいい~~。
近所に住んでたらそこら一帯の幼女の初恋泥棒してそうな、どこか2.5次元俳優っぽさもある今時の優しそうな塩顔ですね。好きにならないわけがない。
最年長で関ジャニ∞のバックにもついていたほど歴が長いと聞いて、よく知らないのにほろりとしてしまいました。デビューできてよかったですね……。
ヤクルトスワローズが好きで、ガチの漫才をする子だと聞いているので興味津々です。ジャにのでちょっとやってましたけど。漫才ちゃんと長尺で見てみたいです。
・長尾謙杜くん(ながおくん)
何を隠そう、私が初めて年下可愛いと心から思ったのが、ジャにのちゃんねるで二宮くん差し入れの白トリュフの塩パンを食べて「ガーリックみたいな味する」と呟いた西畑くんと、「だって家族にも食べさせたい……」と両腕一杯にパンを抱えて仔犬顔してたこの長尾くんだったので、もう存在が庇護欲そそります。美味しいもの食べさせてあげたい~~。
あとは2021年末に松本潤さんプロデュースで開催されたJohnny's Festival ~Thank you 2021 Hello 2022~(ジャニフェス)で初心LOVEを披露した時、ほっぺに両手を当ててむぎゅっ!としてた表情が可愛すぎて呼吸が止まりました。あれはいけない。お陰でいい新年を迎えられました。
道枝くんに負けず劣らず演技仕事も多い印象なので、今後どんな役をやるのかも期待が高まります。あとはメンバー衣装も手掛けてるようなので、コンサートの衣装も楽しみです。
・高橋恭平くん(高橋くん)
顔がちっちぇえ〜。若手俳優の元二推しに似てる、つまり顔が好き。これでおばかちゃんキャラらしいのが愛らしくていいなと思います。
正直まだどんな子なのかと掴み切れていないので、逆に今後が楽しみな存在です。個人的に、笑うと顰めっ面になるのがいいなと思いました…。
以上になります。
メンバーによってだいぶ偏りが出てしまったのは申し訳ない限りですが、何せ私、関ジャニ∞を初めて知った時も村上・横山・辛うじて錦戸しか知らなかった人間なので……。
さてそんな今をときめくなにわ男子、遂にファーストツアーが決定したそうです!7月の国立代々木競技場を皮切りに9都市を回るその名も「1st LOVE」。うぶらぶでフレッシュな香りしかしませんね。
そして2022/7/13にファーストアルバム「1st Love」も発売されます。
ファーストアルバムを引っさげて始まる念願のデビューコンサート、倍率はとんでもないことになるでしょうが、配信の御慈悲を願いつつ。