アルゴリズム!?TikTokの特徴とその仕組み
今回は企業も参入してきているTikTokについて、改めてTikTokというプラットフォームの特徴を解説していきます。
そもそもTikTokとは
YouTube、ツイッター、Facebook、LINEなどさまざまSNSが多様に利用される昨今、若い世代の間では、15秒〜10分の短縮の動画をシェアできる短尺動画投稿サービスTikTokが流行しています。
TikTokは、動画の撮影、加工、編集、投稿までスマホひとつで行えるため、誰でも気軽に動画を投稿できることが特徴です。
また、TikTokには独自のアルゴリズムに基づく「おすすめ」機能があり、ユーザーの検索結果やいいね、動画視聴時間などに基づき、ユーザー1人1人に合った動画を表示仕様なっているため拡散力が高く、フォロワーの少ないアカウントでもさまざまなユーザーに動画で訴求ができるメリットがあります。
TikTokにおけるアルゴリズムとその他SNSの違い
TikTokのアルゴリズムを知るために、まずはTikTokのフィードがどのような仕組みかを理解する必要があります。フィードの仕組みの違いは、人気コンテンツの違いにも影響してくるためです。
TikTokはTwitterやInstagramと異なった仕組みでフィードが表示されます。違いは以下の通りです。
Twitter:時間概念が存在し、リアルタイム性が求められる「フロー型」
Instagram:投稿を何度も見返すコンテンツに向いている「ストック型」
TikTok:時間概念が存在せず、過去の投稿が繰り返し再生される「ループ型」
フロー型、ストック型はいずれも時系列でコンテンツが並べられているため、投稿から数ヶ月経過するとタイムライン上に表示されない可能性があります
一方で、「ループ型」の特徴は、過去動画も繰り返し再生されることです。
動画を何度も見返すことが可能で、面白いコンテンツは何度もフィード画面に表示されます。
TikTokの特性を理解しておくことは、アルゴリズムを理解するうえで必須事項なので、必ず覚えておきましょう。
アルゴリズムに影響する項目
TikTokは独自のアルゴリズムで動画を表示しています。
TikTok公式はどのような指標を採用しているのかを示してはいません。現状、以下6つの項目が重要だと考えられています。
視聴完了率
視聴時間
反応(いいね・コメント)
シェア数
複数回再生数
同アカウントの動画の視聴数
1. 視聴完了率
動画を最後まで視聴された割合を示す指標です。
最後まで見たくなるように、冒頭にフリ、終盤にオチをつけるのが良いと言われています。
最後まで動画を視聴されるように、動画を制作しましょう。
2. 視聴時間
投稿した動画の視聴時間は、おすすめ欄に表示されやすくなるための重要な指標です。
再生回数が多く、視聴時間の長い動画は、人気の投稿と判断されおすすめ欄に表示されやすくなります。
やはり、最後まで動画を見たくなるようなコンテンツ制作を心がけましょう
3. 反応(いいね・コメント)
TikTokの動画を見たユーザーが、どのようなリアクションを取ったのかを測定する指標があります。
反応の中で重視されるものは、「いいね!」と「コメント」です。
いいね!やコメントの多い動画は、TikTokでも話題の動画と判断され、おすすめ欄に表示される可能性が高くなります。
4. シェア数
シェア数も、おすすめに表示されるためには重要な指標です。
TikTokはユーザーにTwitterやfacebookなどにシェアし良い動画を共有することが可能です。
シェア数が多い動画はアルゴリズムでも評価され、おすすめに表示される可能性が高くなります。
5. 複数回再生数
TikTokの動画は、投稿された動画がループ式に再生されます。
1人のユーザーが何度も見返したくなる動画は、おすすめに表示されやすくなります。
何度も再生をしたくなるような中毒性のあるコンテンツを制作しましょう。
6. 同アカウントの動画の視聴数
同じアカウントが、動画をどの程度視聴しているのかを測定する指標も重要です。
同アカウントの視聴数が多くなれば、おすすめに表示される可能性が高くなります。
いかがでしょう?
気軽に利用しているTikTokの特徴について理解することはできたでしょうか。プラットフォームごとの特徴を理解し、ルールを意識した動画を作ることで”バズる動画”を狙って生み出すことも可能になります。
ぜひこの記事を読まれた方は試してみてください!