見出し画像

【Kali Linux】ハッキング検証で必須デバイスとなるUSB無線LANアダプタの紹介

この記事は、無線LANをハッキング検証する際に必要となるデバイスや設定の紹介です。また対象はWindowsPCに仮想環境を構築した後、仮想マシン「kaLi Linux」をインストールしていることが前提条件となります。無線LANルーターやスマホ(デザリング)等のパスワード解析するにあたり、USB無線LANアダプタが必須になります。

①USB無線LANアダプタは何でもいいのか
②使えたUSB無線LANアダプタの紹介
③USB無線LANアダプタがどうしても認識しない場合は

①USB無線LANアダプタは何でもいいのか


ではUSB無線LANアダプタというものを購入すればいいのでは?と思う読者もいるかと思います。無線LANのハッキング検証をするにはUSB無線LANアダプタの「Monitorモード」に切り替えできるものが条件となります。通常のいわゆるUSB無線LANアダプタは「Managed モード」のみの対応ですが「Monitorモード」に対応しているものを選定しなければなりません。

「Managedモード」とは、自分宛の通信のみをキャプチャするものですが「Monitorモード」では不特定多数(無線受信範囲内)の通信をキャプチャすることができます。

よって、購入するUSB無線LANアダプタは「Monitorモード」に切り替えできるものを選定する必要があります。且つ仮想マシンkali Linux上で認識・動作しなければなりません。

ネット上にはいろいろな情報がありますが、対応アダプタを購入しても環境や同型番のUSB無線LANアダプタの基盤(チップ)がメーカーではアナウンスされていなくても交換されていることもあり「動作しなかった」こともあり得ます。

当方が選定・検証できたUSB無線LANアダプタの紹介と設定を以下で説明します。買ってもうまくいかなかった方、これから無線LANハッキング検証をしたい方は必見かと思います。以降は有料になります。なお、特定のメーカーを推奨しているわけではありません。

ここから先は

1,485字 / 6画像

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?