平素よりお世話になっております。
東京理科大学理学部応用物理学科3年の宮田 崇杜(みやた たかと)です。
まずは、テラスカイ様、ベネフィット・ワン様をはじめとする企業の皆様やチーム関係者の皆様、日頃から多大なるサポートありがとうございます。
今シーズンは、チーム一丸となって優勝を目指していきます!
今後ともよろしくお願いします。
前回の享一郎のVISIONSでは、彼の普段の振る舞いからは、想像のできない仲間思いの一面も垣間見えました。彼の得点に、期待が膨むばかりです。
今回のVISIONSは、サッカーの事について書くということで、拙い文章ですが、最後まで読んでいただけると幸いです。
1,2年
1年生の頃は朝練のみで、毎日1限があり、練習場所まで遠かったため、遅れて参加し早めに抜けるという誰よりも練習時間が短かったです。
そんな状況で、高校時代からの友人である堂前くんに、半ば強引に入部させられました。1限が、と躊躇っていましたが、朝練のおかげで遅刻することがありませんでした。
ということで、1限があるからと入部を迷っている新入生のみなさん、なんとかなります!
享一郎くんに習い、少しばかりの勧誘を行いましたが、自身としては主にサタデーリーグの方で出場していました。
多くの試合に出場することができましたが、1勝もできずに終わりました。あっという間にシーズンが終わり、一部昇格が決まりました。
同期が何人もリーグ戦に出場し、結果を残しているなか、ボール拾いやビデオ撮影を主にやっていた僕はこのままでは、4年間があっという間に過ぎてしまうとようやく危機感を抱きました。
前回のvisionsで185cm,65kgと紹介されていましたが、そこまで体重がなかったわけではありませんが、線が細く戦える選手ではありませんでした。(185cmはギリギリありません)
そこで始めたのが筋トレでした。そのときは公営のジムに行けるときにいったり、自宅でやってみたり、YouTubeなどで動画をみたりなどしていました。しかし、今日は疲れたからとか、課題があるからとかで後回しにした結果、なかなか成長することはありませんでした。
1年生の期末テストが終わり、リーグ戦の開幕が近づくなかで、1年生の時の失敗を重ねることになってしまうと焦る気持ちがでてきました。
ひとりでやっても続きそうになかったので、とりあえず周りを巻き込んでみようと思いました。
最初に堂前くんを誘い、一緒に理科大のジムでやっていましたが、空きコマなどが違ったため、なかなか一緒にやる時間をつくることは難しかったです。
そこで葛飾キャンパスの人を誘ってみました。享一郎くんと利空くん、耕大くんも加わりよく一緒にやっていました。
初めのころは、利空くんと耕大くんは、ずっとランニングマシンで歩いていました。(和真くんと優治くんは来ませんでした。)
もちろん、1人で誰にも見せずに努力できる人はかっこいいしすごいけど、周りと一緒にやることで、やらないといけないという気持ちになれました。
この4人には、勝手に巻き込んでしまい、申し訳ない気持ちが当時はありましたが、今は感謝してほしいくらいです。
そうしていくうちに筋トレの習慣がつきはじめ、最初の3,4ヶ月は苦戦していましたが、少しずつ変化が出始めました。
結局2年生でもリーグ戦へ出場することはできませんでした。それでも1年の終わり頃と比べると、より良い前向きなスタートになっていると思います。ちなみに現在は184.7cm,74kgです。遅くとも、夏までには、当たり負けのない体を作れると思っています。
3年になって
そんな筋トレをしているなかで、幹部学年になり、グラウンド担当という役割が与えられました。
今シーズンは夜練をやりたいという幹部の声に応えるため、グラウンドを探し、登録などの協力してくれた方々本当に、ありがとうございます。
幹部学年になって、1番感じるのは、先輩たちの影での支え。
サッカーをすることだけに集中して、取り組める機会があった1、2年生の環境を当然と思っていた自分を恥ずかしく思います。
柴くんや和馬くんがグラウンドを難なくとっていて、尊敬の念がより深まりました。
また、今も気にかけてくれていて、相談などをすることができていて助かっています。
ありがとうございます。
ざっと、振り返りましたが、今シーズンは3連勝といい調子なので、責任をもって過ごしていこうと思います。
こんな感じで、振り返りだけで終わってもいいかなって思っていたのですが、いままでの同期のVISIONSの出来がいいことや、周りから3000文字くらいは書けという圧力をうけ、残りは、大切だと思っていることと、これからの目標について書いていこうと思います。
大切だと感じること
改めて思うことは、やっぱりサッカーって楽しいなって思います。
サッカー好きな人ってたくさんいるし、楽しみ方っていろいろあると思います。例えば、友達とボールを蹴ることとか、試合をやることとか、自分の応援しているチームが勝ったときとか。
そんなたくさんの理由のなかでも、本気でサッカーをしたときが一番楽しいって感じます。
本気のサッカーって試合だけじゃなくて、いい練習ができたときとか。
その楽しさは、他のものでは味わえないし、そういったなかで上手くいったときとかは特に楽しい。
偏見かもだけど、この理科大サッカー部には、そんな楽しさを求めて入っている人が多いと思っています。
そういう楽しさをつくるには、全員でやっていかなきゃいけない。
その環境を作る要素の一つが声をかけることだと思います。
声をかけるっていっても、大きい声でチーム全体を鼓舞するだけじゃないし、いいプレーへのポジティブな声や、自分の意図と合わなかったときの修正の声とか、音の大小じゃなくて、小さくても声出して伝えることで自然とサッカーの質があがるし、どんどんうまくなっていくと思います。
特に今年のチームは、練習から声をだすことを大事にしているし、本気でサッカーをしているとより感じます。声って大事。
今シーズンの目標
最後に今シーズンの目標です。
今シーズンの目標は、2部優勝、1部昇格とか試合で活躍するとかいろいろあるけど、目標は頑張ることです。小学生みたいで単純かもしれないけど。
どれくらい頑張るとかは、とりあえずチームで1番頑張ったなって、自分で思えること。
他の選手がどれくらいの時間をサッカーに費やしているとか分からないけど、シーズンが終わって、頑張ったって胸張って言えるくらいサッカーに没頭する。
それに、部員全員が自分自身を頑張ったって思えたなら間違いなく優勝しているし、絶対来年一部でも戦える集団になっているはず。
だから今シーズン終わったとき、みんなが自分をよくやったって思えるように頑張っていこう!
次回
柄にもなくいろいろ語ったところで、いい感じの文字数をかけたのでこの辺で終わろうと思います。
長くなりましたが、お付き合いいただきありがとうございます。
ということで、VISIONSも残り9回です。ここからはより完成度の高く、気合いをいれているものが続くそうです。特に堂前くんは、すごいものを書きたいから後回しにしてくれとみんなに頼んでいました。楽しみですね。
そして、次回のVISIONSは倉橋利空。
最近、とある人と仲睦まじく学食を食べている様子が話題の彼。
普段はおとなしそうですが、練習帰りの電車の中のような部活に対する熱い思いが募ったVISIONSを、乞うご期待ください!