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1つのチームへ

平素よりお世話になっております。

東京理科大学4年の十九波賢信です。

前回のコウのブログは読んでいただけましたか?
読んでいただいた上で再確認ですが、彼は東京理科大学サッカー部に入ってまだたったの1年間です。
短い間ではあるけど、彼が誰にも劣らぬくらいサッカーに対して、そしてチームに対して真剣に向き合い、考えていたかが伝わったと思います。

コウとサッカーについて議論する時間はとても楽しかったし、自分やチームに対して誰よりも的確なアドバイスをくれるから個人的にこの4年間で1番自分は成長できた気がするし、なにより今までのサッカー人生で1番「もっと上手くなりたい」、「成長したい」と思いサッカーできた1年間だったと思います。
コウのおかげと言っていいのかコウのせいと言っていいのかわからないけど、社会人でもサッカーやろうかなと思うようになったキッカケを与えてくれました。感謝です。




よし。本題。
引退ブログ。

何書こうかな。
感動的なことを書くキャラではないし、思い出に浸るのも好きじゃない。
かと言ってコウみたいにサッカー詳しいわけでもない。
理科大サッカー部のことについてはみんなのブログを読んでくれたらわかると思います。

てことで僕は手短に適当に思ったこと書いとこうかなと思います。
何か後輩に伝わるものがあれば幸いです。


本気で勝ちたい、強くなりたい思いのある人

早速ですが理科大サッカー部は大まかに2種類の人に分かれていると僕は思っています。
1つが見出しにも書いた通りです。

今年は死ぬほど負けて試合に出ているメンバーは相当悔しい思いをし、応援しているメンバーは歯がゆいシーズンを過ごしたと思います。
僕としてもサッカー人生で1番負けた1年を、それもゲームキャプテンとして過ごした訳ですからくっそストレス溜まる1年だったしくっそ悔しい1年でした。
負けるたびに自分の無力さを思い知らされ、次は勝とうとまた次の週の練習から取り組むがまた負けて。
地獄のようなシーズンだったと感じる人がほとんどだと思います。

Life is not fair; get used to it.

これはマイクロソフト創業者のビルゲイツの言葉です。自分の座右の銘でもあります。
意味は「人生は不公平なんだからそれに慣れようね」的な意味です。
ちょっとサッカーとズレますけど、
人の悩みの多くに不公平が絡んでると言われています。さらに今の時代、SNSが発達していろんな人の生活が垣間見えるようになりました。SNSはどれだけでも着飾ることができるので、今まで以上に不公平を感じたり、本当は不公平ではないのにそう感じてしまう人も多いと思います。
なぜあの人は?なぜあの人だけ?
そしてなぜ自分は?なぜ自分だけ?

しかし不公平と感じて嫌になるのは元々みんな公平であると勝手な認識があるからです。
人生で不公平だと感じてきた事がある人がほとんどだと思います。
感じる通り、公平ではないんです。きっと。
不公平だな。
それで済ませてどう幸せに生きるか、どうやって努力してその不公平を覆すか、そこが大切なんじゃないかと僕は思います。


なぜこんな話をしたかっていうと、
サッカーでも同じ事が言えると僕は思っているからです。
なんであいつはあんな上手いんだ?
なんであのチームはあんな強いんだ?
1部リーグで痛いほどみんな感じたでしょう。
それで落ち込んだ時こそ前述した言葉を思い出してください。
ただ
相手が強いからしょうがないか。
自分は才能がないから負けてもしょうがないか。
そんな甘っちょろい捉え方はしないでほしいし、
言い訳を作るキッカケにもしないでほしい。

要は、自分には才能がない、相手の方が上手い。
それを悲嘆するのではなく、
その現状を把握して今ある事実をしっかり受け止める。
そしてそれを打ち砕くために努力し続ける。
これが大切だと思います。

残念ながら、理科大のサッカー部は才能があるやつはほぼいないし、かと言って他のチームのようにグラウンドはないし練習時間も限られるし1部リーグの中では環境に恵まれていないのかもしれない。

ただ勝ちたいって本気で思って努力しているメンバーは多くこのチームにはいます。
そういう後輩たちに少しでも何かが伝わり、降格の1年から切り替えて、来年「1部リーグ昇格」を成し遂げてほしいなと思います。



理科大のマイノリティの人へ

ここまでの話の通り、本気で勝ちたいって思って頑張ってる人が理科大サッカー部では大多数です。
てことはもう1種類の人って?
察してください。

突然ですが
理科大サッカー部のLINEグループは基本的に連絡事項を伝えたり試合動画が送られたりそういう時に使われます。
ただ毎朝練の前日夜から朝練終わり頃にかけて
グループに2〜4通、多い時で5〜6通ぐらい通知が来ます。
「寝坊したので遅刻(または欠席)します。」
「体調が悪いので欠席します。」
「急用が入ったので欠席します。」
他なんかあったかな。
「家の都合で欠席します。」
とかもあったかな。
しかもおもしろいのがこれ送る人って大体決まった人たちだし、しかも複数回。

ふざけんな。

これに尽きるかな。
1部で勝ちたい。
来年は昇格したい。
そう言ってるチームのすることじゃなくない?
そもそも部活ってそういうとこじゃなくない?
こういう人たちが複数蔓延っているクソ甘いチームだってことをまずみんなは認識してほしい。
多分これ俺のことかな?って思ってる人いるよね。
そう、お前のことです。
チームの足引っ張り続けてること早く気づけ。
おかしいでしょ。
頑張ろうとしてるチームメイトがこんな生ぬるいやつらの面倒見ないといけないの。
上に死ぬ気で合わせろ。
出来ないなら今すぐ辞めて楽しくサッカーだけできるような別のところに行ったらいい。

まずはこの2種類の人たちの同じ方向への統一が1部への再昇格を目指すチームの第1歩というかあるべき姿勢だと思います。
口だけ一丁前に勝ちたいです、でも内部事情はサッカー以前のこともチームメイトから言われても出来ないやつらがいる有様。
これでは
応援してくれている親やOBなどの方々、
スポンサーについて頂いている企業様、
同じリーグに所属するチーム、
全てに失礼です。

自分のことだと思った人はチームに所属している責任を改めて感じてほしい。
みんなが同じ熱量でサッカーに向き合い、勝ちたいって努力できたところからがスタートだと思います。



最初手短にって言ったのにだいぶ長々と、しかも偉そうなことつらつらと述べましたが
理科大を本気で応援しているからこその本心です。

口にこそ出さなかったけど理科大サッカー部が大好きだしこれからも強くなっていってほしいです。
卒業後は場所こそ離れますがどこの誰よりも応援してます。以上。

次回は佐藤理央です。
部活やってる時はめちゃくちゃ関わったことある訳ではなかったけど、引退してからBBQしたりサウナ行ったりするメンバーの1人で仲良くさせてもらってます。
個人的に思うのは4年生の中で1番人生楽しく過ごしてそう。
超偏見。
他部員の兄貴的存在の彼。
理科大サッカー部での4年間をどういった視点で振り返るのか、非常に楽しみです。
ご期待ください。




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