見出し画像

選択を正解に。目標を見失わずに。

平素よりお世話になっております。
工学部 電気工学科 4年 寺田和馬です。

前回の佐野のブログでは、彼が部活に固執し続けた理由として、純粋に「今」を「サッカー」を心から楽しんでいたことが伝わりました。
(改行が無さすぎてめちゃくちゃ読みづらかったですが。。)

その上で最後の1年間、彼なりに全力で部活に向き合い取り組んだことで、よりサッカーが楽しめたのだと自分も近くで見ていて感じました。

数少ない葛飾キャンパスの同期として、
彼がいつか無事に卒業できることを祈ってます。

また、これまでブログを書いたメンバーは共にプレーした時間が長く、共感できる部分が多くてとても感慨深かったです。

6日後の健にも期待しつつ、
ムラまでのバトンを自分も繋ごうと思います。


さて、引退してから約3週間が経過し、
3:30にアラームを設定しない生活に喜びつつも、

卒業研究に奔走し、
地元チームの残留争いに一喜一憂し、
母校の初の選手権県ベスト4に刺激を受け、
愛するアーティスト達の復活や来日に心躍らせ......

相変わらず忙しない毎日を過ごしていますが、
本気でサッカーができないことに少し寂しさを感じて、引退した実感がやっと湧いてきています。


引退ブログ。

4年間様々な経験ができて、VISIONSも書いていないので、書きたいことは山ほど思いついた。
でもかなり長くなるのと、自分語りをするのはあまり好きではないので、

後輩たちに何かきっかけになればと思い言葉を残します。

先輩方や同期の素敵なブログには及びませんが、誰かの頭の片隅に少しでも残れば嬉しいです。


○後輩へ

・選択を正解に。


自分の好きな考え(言葉)として、

サッカーというスポーツや集団での活動は、
学校のテストや競争をするスポーツとは異なり、

「正解を選択するのではなく、選択を正解にする」
要素がかなり強い。という考え方がある。

テストは既に正解が与えられていて、それを選択する(答える)だけだが、

サッカーのプレーにおける正解は、与えられていないしわからない。
(ルール等に基づいた原則などはあるが。)


詳しくは読んでください。めっちゃ面白いです。↓


極端に言えば、前にパスを出しても後ろにパスを出しても、それが良いプレー(正解)だったとわかるのは、ゴールが決まった後。

正しい手段を選べば、必ず結果が出るわけではない。そもそも正しい手段なんて存在しない。

自分が狙っていなかったプレーでも、
みんなが「違うだろ!」と思ったプレーでも、
ゴールが決まれば良いプレーとなってしまう。

それがサッカーの特性であり、面白さだと思っている。

・目標を見失わずに。


何が言いたいのかというと、

「選択する手段ではなく、ゴール(目標)を意識してほしい」
ということ。

サッカーや集団で活動する部活動では、多数の要素が複雑に影響するので、何が正解の手段かわからなくなる。

でも、既に述べたように正解の手段なんてない。
結果が出る前に正解は選べない。
健介が伝えたように、そんなこと(手段)を考え過ぎても仕方がない。


大切なのは選択する手段ではなく、目標を見失わずに選択をしていくことだと思う。

亮侑が伝えていた、「自分で考えて行動を選ぶ」も同じ意味だと思う。

(特にこの部活は、個人・チーム・部活動としても選択できる手段が制限される環境で、より手段だけに意識が向きやすい。と、この4年間で強く感じたし、
さらにサテライトの選手は何を目標にすべきか見失いやすく、だからこそ他の同期も伝えたように受け身になりやすいのかな。とも思った。)


選手個人で小さな例を挙げると、

「どこにどのように走るのか、パスを出すのか、ドリブルをするのか、シュートを打つのか」
ではなく、

「何のために走るのか、パスを出すのか、ドリブルをするのか、シュートを打つのか」
をまず忘れないように。


「筋トレするべきだから筋トレする」
「先輩に指摘されないように練習中に声を出す」
ではなく、

「チーム・個人の目標のために、筋トレする(しない)、声を出す(出さない)」
となるように。


「良いプレーをしているのに何で試合に出られないんだ!」
ではなく、

「チームを勝たせるプレーをしているのに何で試合に出られないんだ!」
という思考態度になるように。


上手く伝えられた自信はないが、
そんな部員が理科大サッカー部に増えてほしいなと思う。


来シーズンのチームの大きな目標は、
「1部リーグ残留」
だと思います。

その目標を「全員」が見失わずに、それぞれが自分の選択を正解にし続けてほしいです。

シーズンが終わった時、引退した時に、
絢太郎と同じように、胸を張って大正解だったと思えるような時間を過ごしてください。


また、今サテライトの選手たちは、スケがわかりやすく目標例を挙げてくれたと思うので、どんな時もそれを忘れずに選択し続けてほしいです。

それでも見失いそうになった時は、もう一度、
何のために入部したのか思い出してください。

長く共にプレーした身として、
個人的にめちゃくちゃ応援してます。

○最後に


桜美林戦後の挨拶では時間が短くしっかり伝えられなかったので、、


学生主体のこの部活動において、チームの運営に必要不可欠な役割を担い、たくさんのご指導を下さった安形さん。

多大なるご支援・ご協力をして下さったスポンサー企業様、大学・リーグ・ユニフォーム・グラウンド施設等関係者、並びに保護者の方々。

サッカーをさらに大好きにさせてくれた皐くん。

あり得ない程の仕事をこなしてチームを支えてくれた尊敬するマネージャーたち。

偉大すぎる背中を見せ続けてくれた先輩方。

こんな自分を慕って共にプレーしてくれた頼もしい後輩たち。

そして、クセ強いけど大好きな同期。

(本音を伝えるのが恥ずかしくてメッセージカード薄っぺらいことしか書けずごめん。🙇
でも、みんながいたから3月に復帰しようと思えたし、もう一度書くけど大好きです。)


心から感謝しています。
本当にありがとうございました。


高校での後悔から入部した4年間は、何もできず、何も残せず、結局また後悔で終わりました。

それでも、
2度部活を離れながらも最後まで続けられたのは、
普段全く泣けないのに、最後の2日間で馬鹿みたいに泣けたのは、

自分に関わってくれた全員のお陰です。


OBとしていつまでも応援しています。

○次回

次回は群馬が産んだ学歴モンスター。
中島颯良です。

自分は何だかんだまだ彼の家にお邪魔できていないので、院生の間に彼の家でスマブラをして勝つことが密かな目標です。

サテライト・TOPチームのベンチ・スタメンと、同期の中で最も多くの立場を経験しながらチームに貢献してきた彼。4年間をどのように綴るのか楽しみです!

いいなと思ったら応援しよう!