好きな漫画を語る
楽しい記事を書きたいと思ったので、好きな漫画、今でも本棚にある漫画を布教していきたいと思います。
売ってしまった漫画もあるけどね。また買い直して本棚に入れたい。
ではではごーごごー
ゴールデンカムイ
いきなりマニアックな漫画を出しました。マニアックというか読む人を選ぶというか…。グロかったり、変態だったり、いろいろ愉快なキャラクターが出てきます。グロも変態も熊もゲイも毛深いも大丈夫さ!みたいな人は見てみてください。
綿密に考えられたプロットも最高。とても濃い内容の漫画です。
あと、作者のアイヌ文化に対する愛が垣間見れます。
ちなみに、ストーリーは主人公がアイヌの少女と一緒にお宝(砂金)を探す話です。主人公の名前が杉本佐一なんですけど、この漫画は31巻で終わります。凝ってますよね。
るろうに剣心
この漫画も好きです。やっぱりストーリーが濃いんですよ。あと、作者が新潟出身なのもあってか、登場人物の名前を新潟の地名からとってるんです。出身県が同じ私はくすっとしてしまう。
そして、この漫画もグロいんです。でも面白い。志々雄誠編は特に面白い。ちなみに好きなキャラクターは、十本刀の不二です。友人に言うと「誰それ?」となります。御庭番衆の般若も好き。メジャーなキャラクターでは比古清十郎。わかりやすくイケメンが好きみたいです。
現在北海道編を連載しているので、見たいなぁとは思っていますが、まだ手をつけていません。
金色のガッシュ!
「私は優しい王様になる!」という台詞が有名です。私のお気に入りNO.1を飾って然るべき漫画です。魔物の子供が人間と共闘して、魔界の王様を目指す話です。
この漫画、何がいいって単純に戦うために引き寄せられた人間と魔物の子供との間に、絆が生まれるところがいいんです。あと呪文の名前もかっこいいんですよ。一番好きな話は、ガッシュと清麻呂が共に戦っていく事を決意する話です。ブラゴとシェリーを家から追い返すところですね。アニメでも漫画でもこのシーンは一番好きです。
TISTA
少年漫画が続きます。『TISTA』は全2巻の漫画です。すっきりとした終わり方ではなくて、打ち切りっぽい感じが…なくも無い。しかし、この漫画すごくおもしろかったんです。このまま続けばもっと深い内容もできたんじゃないかと思います。うーん、勿体ない!
暗殺者の少女が主人公です。この少女が殺す人間は所謂「悪」と呼ばれる人ばかりなのですが、それでも人を殺すことに罪悪感を持っていて非常に生きづらそうです。そんな少女は、陽気で純真な少年と出会います。
ちなみに作者は、『SPY×FAMILY』で有名な遠藤達哉先生です。出版社さん遠藤先生、是非、是非『TISTA』を復活させてください(渇望
エルフェンリート
これはアニメが最初でした。まだ私が中二病だったころ、グロいアニメにはまっていた時期がありました。このアニメもグロさ目的で見ていました。
しかし実はとても内容の濃い話だったんです。アニメも綺麗な終わり方をしたのですが、原作の方も気になって読んでみたら、非常に感動しました。
この物語のテーマは「差別と救済」。悲しい話ですし、エロもグロも児童虐待もなんでもあるので、ゴールデンカムイより人を選びます。いろんな意味で。あと、絵柄が苦手という方もいるかもしれません。
ですが、それを全部ひっくるめて一度は見てほしい漫画です。非常に興味深いストーリーになっています。グロさ目的で見ていたあの頃の自分が恥ずかしい。
ちなみにですが、私はこのアニメがきっかけでクリムトを知りました。
あおのたつき
現在も連載されている漫画です。最初はネット広告で知りました。作者が日本画専攻をされていたので、その経験が光る絵柄がとても好みです。遊郭の漫画なんですけど、煌びやかな遊郭じゃなくて、闇深い、もっと歴史に忠実な所を描いています。冥土にきちゃった遊女が同じ冥土に来た魂の除霊をする話です。
絵柄綺麗なんです。本当に。
花野井くんと恋の病
少女漫画です。可愛い話です。ここまで少年誌が多かったけど、もちろん少女漫画も好き。
というか、森野萌先生の話は全部好き。
『おはよう、いばら姫』も面白いです。こちらは完結している漫画なのでスカッと読めます。
愛が重い花野井くんと、天真爛漫な蛍ちゃんのラブストーリー。この二人の恋はとても可愛いし、何より蛍ちゃんの考え方が好きです。
瞬きもせず
この漫画は単体で記事も出しています。
1987年の漫画なので、絵柄はめちゃくちゃ古いです。聖子ちゃんカットとかが流行っていた時代かな?でも、この作者さんの描く男の子めちゃくちゃカッコいいです。
エモいの先駆けは紡木たく先生じゃないかと言われています。何度もいいますが、背景の描き方が秀逸です。
メジロバナの咲く
百合の漫画です。後輩の女の子が美人な先輩に恋する話。学園ものです。
この漫画も連載中ですが、濡れ場があるわけでもなく、ソフトな恋愛表現が美しいです。おてんばな主人公と優雅な世界観が好き。
DOG SIGNAL
犬の躾に関する漫画なんですけど、とても面白いです。実用的な知識が満載で、なかなかここまで「犬を飼う」に特化した漫画ってないですよね。最近アニメ化もされたようで、「大好きな犬の話を漫画にしたい!」とずっと目標にしてきた作者さんはとても嬉しいんじゃないかと思います。ペットロスの話や多頭飼育崩壊の話も扱っています。感動する話も多いです。
ちなみに作者のみやうち紗矢先生は『おおきに関ジャニ∞!!』も描いていました。知っている方がいたら、私と同年代です。
私たちの幸せな時間
佐原ミズ先生の手によって、日本で漫画化された作品です。原作は韓国の小説です。
自殺願望のあるピアニストの女性が、シスターである叔母の紹介で、死刑囚の男性に会いに行く話。男性の罪は殺人。女性のトラウマと男性の過酷な人生がシンクロする。
佐原先生の美しい絵柄もさることながら、そのストーリーも美しいです。
韓国で映画になったのですが、予告編最後の言葉が印象的です。
ー泣かないでください。人生は地獄だったけど、あなたは世界に愛があることを教えてくれましたー
ヒビキのマホウ
麻枝准先生の作品です。この方のファンを「鍵っ子」と言ったりしますね。『AIR』『CLANNAD』『Kanon』は三代巨頭でした。自論です。
ヒビキの魔法は全6巻の作品で、これも打ち切りしたみたいな終わり方になっていますが、割と後腐れない締めくくり方をしています。
良くある、主人公の冒険はまだまだ続く!って感じの終わり方ではなくて、主人公の冒険がやっとここから始まる!みたいな終わり方です。
なんだか、ずっと序章を見て来たような感覚です。でもとても感動します。流石は麻枝先生!依澄れい先生のイラストも相まってあの
世界観が出来ているんだと思います。
ツインドルの箱庭
全2巻の作品ですが、全部カラーなんです。凄い!学生の時に友人が貸してくれたのがきっかけでこの本と出会いました。
メルヘンだけど、サイコパスっぽくもある世界観が癖になります。主人公は双子の男女で、お互い命を宿す魔法が使えるんです。男の子は縫いぐるみに、女の子は…。
実は女の子が命を宿した器が倫理的にアウトだったんです。それが原因で失踪してしまい、男の子は女の子を探すことになります。
美しい絵柄の漫画だと思います。血液を赤い薔薇の花で表現してるのは、おしゃれだなぁと思いました。
同級生シリーズ
同級生から始まったBL漫画。人気すぎて主人公たちは高校生から大学生になっています。
それほど、長年多くの巻数を出して読者から愛されて来た漫画です。中村明日美子先生の絵柄の変化も見れるのが楽しい所。因みに『メジロバナの咲く』も同じ作者の作品です。
同級生シリーズの方がだいぶ濡れ場があるので、18禁だと思います。
そういえば、なぜBL漫画は全年齢対象なんでしょうか?結構露骨な描写が多いのに、なんでこんな規制がゆるゆるなのでしょう?
話が脱線しましたが、同級生シリーズはおもしろいです。濡れ場を楽しむというよりはストーリーを楽しむって感じです。
巻を追うごとに、主人公二人の愛が深まっていくのがきゅんとします。
あと、ファンタジーな同性愛ではなく、もうすこし現実に寄っていると感じます。そこが、他のBL漫画とは一線を画しているし、この漫画の見所です。
ぴたテン
この漫画も単体で記事を書いています。いわゆる萌えな漫画だし、萌えな絵柄ですが話のプロットがよく練られていて、すっきりと終わります。伏線回収が美しい作品。コミカルな話と思いきや、だんだん様子が変わっていきます。これは、ラブコメディーと呼ぶには重すぎる…。蜂蜜が入ってるのにちょっと苦味のあるレモネードって感じです。(何だって?
地獄先生ぬ~べ~
主人公鵺野鳴介ことぬ~べ~は小学校教員なのだが、その小学校で起こる怪異に生徒たちを守るため果敢に立ち向かっていく話。ぬ~べ~は左手が「鬼の手」になっているので、これを活用して妖怪たちを退治しているわけです。色々な妖怪が出てくるので、怖いけれど面白いです。結構ぬ~べ~がトラウマになっている方が多いんじゃないでしょうか。多分。
ちなみに私が覚えている妖怪は、はたもんばとA。ゆきめちゃんはとても可愛い。
こんな感じで、私のお気に入りの漫画を紹介していきました。漫画って本当に十人十色いろいろあるので、この絵柄は大丈夫だけどこの絵柄は無理っていうのもあると思いますし、BLは無理、萌え漫画も無理とかもあると思います。けれど、ジャンルを問わず、世の中には面白い漫画がたくさんあります。今は、昔ほど漫画を読むことは無くなりましたが、私の学生時代を豊かにしてくれたように思います。間違いなくQOLは爆上がりしました。