ロシアとウクライナ・・・💦
皆様こんばんは。miriamです。日差しがだいぶ暖かくなって来たかな?と思いながら、昨日お風呂に入っていたらついぞ目にしなかった小さな虫の死骸が出てきました。おかしい・・・お昼にお風呂の掃除をした時には見かけなかったぞー。どこから入ったんだろう。おりしも明日は啓蟄・・・冬の間地面の下や落ち葉の下で冬を越していた虫たちが出てくるという日。
じきにその日だというのに、死骸でなんて出てくるなんて、その虫の心中察して余りある。テレビを見ていたら木に巻き付けられてた「こも」が外されて焼き捨てられていて。この作業も春の風物詩だとか。これから面倒なものが飛んでくる季節になりますね。花粉はもとより、PM2.5に黄砂にと、いろんなものが。マスクをするのが今では普通になってしまったので、まあいつもの年よりはましなのかな?とも思えるんですが、やっぱり花粉症の方は大変。お体、ご自愛くださいませ。
さて。ただ今ヨーロッパの方では大変なことが起こっております。皆様もご存じの通り、ロシアのウクライナへの侵攻でございます。
先月下旬に新聞を読んでおりましたら、何でもロシアのプーチン大統領がドネツク州とルガンスク州の一部に独立を認めて、「ドネツク人民共和国」、「ルガンスク人民共和国」としたという・・・はあ?なんで?何でそんなややこしいことを・・・と首をひねっていた数日後。
・・・悪夢が始まったのです。
ロシア軍は国境を越えてウクライナに攻め寄せてきました。ロシアのプーチン大統領は、これでもかというくらい険しい顔をしてロシアの侵攻の正当性を主張しています。あの人はソ連時代、情報部KGBの諜報部員だったそうで、私は始めテレビで見たときに「この人・・・なんて冷たい、鋭い目をしてるんだろう。情報部にいたからだけではない。この人の性格がそのまま出ている目だと思う。この人はそのうちとんでもないことをやらかすんじゃないだろうか・・・。」と一抹の不安を覚えた記憶があります。それが現実になってしまいました。
気の毒なのは徴兵されてウクライナに送られただけの、事実関係を何にも知らないロシア兵でしょう。実際に、捕虜になってウクライナの軍門に下ったロシア兵の口からは、こんな言葉が聞かれたそうです。
「平和を守るために派兵されるんだって聞いてきた。それがまさかこんな状態だなんて。ウクライナの人たちはバリケードを築いたり道端に立ちふさがったりして自分たちを通すまいとする。こんなの聞いてない!!」
「歓迎してもらえると思っていたのに、人々からは『帰れ』コールを何度も聞かされる。手をつないで道端に立って動こうとしない。石や火炎瓶を投げつけられた。どうしてこんなことになるのか、理解できない。」
どうやら、ロシアにはこの戦闘を短期間で終わらせる算段があったようです。侵攻を始めて2日後には「ロシア軍全勝利!!」のシナリオが描かれていたそうで、ウクライナのゼレンスキー大統領はじめ戦力ではロシアに圧倒的に劣るウクライナ軍の善戦により、ロシア軍は予想外に首都に迫るのが遅くなり、プーチン大統領は側近に大きな声で愚痴ばかり漏らしていたとか。
あげくにやっちゃったのが、原発を爆撃するという愚行です。もし爆発でもしたら、ロシアだって無事でいられっこない。わかってるんじゃないかと・・・思う・・・んだけど・・・なぁ。わからなかったのかなぁ。
・・・今のプーチン大統領の頭の中がどうなっているのか、理解できません。なにがなんでもウクライナを西側へ渡すものか。・・・そう意地になっているとも思えてくるし、ここまで事態が大きくなっちゃったから(ウクライナがこれほど粘り腰で踏ん張って、かつ国際的な支持を得るとは思わなかった?)引っ込みがつかなくなっちゃったんじゃないかなぁ、という気もします。
SWIFTはロシアの銀行を締め出し、プーチン大統領やその側近の持つ資産を凍結しました。ドイツはじめEU各国はウクライナへの武器の供与や軍資金の寄付を申し出ています。私としては、ゼレンスキー大統領にはぜひここで踏ん張っていただいて大きな国際的支持の下、国を取り返していただきたいところです。
私は先ほど「気の毒なのは『真実を何も聞かされないまま派遣されたロシア兵だ』と書きましたが、もちろんそれ以上に気の毒なのは爆撃や建物が倒れる音、攻撃による火事などに見慣れた街並みが破壊されるのを目の当たりにし、住み慣れた家を離れて国外に避難せざるを得なくなってしまったウクライナの民間人の皆さんです。「もし・・・夜に何か起こったら・・・どこへ逃げればいいの・・・?」とつぶやいて涙を流していた幼い女の子の姿が私の脳裏から離れません。
もし・・・プーチン大統領があんな愚かな選択をしなければ。
軍服など着ることもなく今も元気で生きていられたであろうロシアの若者たち。壊されることのなかった街並み・建物。生き別れにならずに済んだ家族。シェルターなどにならず、今も人々が通学や通勤に使っていたであろう地下鉄の構内。泣くこともなく笑っていられたはずの人々。
そのすべてを壊してしまったのが、あのプーチンです。(ええい、もう呼び捨てにしてやる💢)
記者のインタビューに答えていた女性の声に割り込むように、「でも、悪いのはNATOなのよ。それを忘れないでね。」と言って去っていったロシア人の女性がいました。どうやらロシア国内では正確な情報にアクセスできず、人々が接することができるのはロシアの国営放送だけのようです。
ロシアが自分の都合の悪いことを言うはずがありませんからね。太平洋戦争中の日本の「大本営発表」と同じで、ロシアに都合のいいことばかりを流して人々を躍らせているようです。本当のことをもしロシア国民が知ったらプーチンはどんな目にあうことでしょう。国民の怒りがプーチン一人に向けられ、ほどなくプーチンの首が槍の上でさらされることは目に見えています。それを恐れているから、プーチンは後戻りできないのでしょう。
一番新しい情報では、ロシア側とウクライナ側は民間人を逃がすための「人道回廊」の確保には同意できましたが、まだ民間人の避難が済んでいないというのにロシア側が攻撃している・・・ようです。
この私の一文がどうか一人でも多くのロシアの皆さんに届いて、今まで信じていたロシア国営放送の内容に疑いを持ってくれれば・・・自分の信じていることは本当に正しいのか、考えるきっかけになってくれれば、と思います。
プーチンは核兵器の使用にも言及したそうですが、とんでもありません。世界で唯一核兵器を使用された国の国民として、それだけは許すわけにはいきません。
住み慣れた家から追い出されて、爆撃の音や振動を目の当たりにして、壊れた建物を見て泣いている人の涙を見て、私にできることは何なのか。
とてもとても稚拙な駄文でしかありませんが、少しでも声を上げることでウクライナに平和が訪れる助けになれば・・・というのは、おこがましいでしょうか。そんな気持ちで、この文章を書きました。
ロシアとウクライナ、どちらに正義があるのかは明白です。
どうか、戦争がこれ以上激しくなりませんように。戦争反対!!
ウクライナの皆さん、頑張れ!!あなた方は孤独に戦ってるんじゃない。世界中にあなたたちの味方は数知れずいます!!元気を出して、命を大事にしてください!!ほら!味方はここにもいるよ!!必ず、支援してあげるからね!!
近くでデモ集会でもしていれば参加する気は大いにありますが、とりあえずはZOZOで売っているチャリティーTシャツを買ってウクライナの支援金にしてもらおう。そう思って申し込みました。
☆今回の背景写真はヒマワリの花。ヒマワリは、ウクライナの国花だそうです。
ラブ&ピース!!miriamでした。