社会保険とは?
お疲れ様です。前回は社会保障制度について書いていきました。社会保障制度の中には社会保険や社会福祉など4つの保障がありましたね。今回はその中の一つ社会保険についてみていこうと思います。前回の記事も是非見てください!
社会保険とは、病気やケガをした際に一定の給付を行う制度の事で日本国民は強制加入の制度です。内容に関しては、4つに分けられます。
・医療保険
ケガや病気で医療機関にかかった時に給付されます。健康保険(会社員、公務員など)、国民健康保険(個人事業主など)の保険があります。
・年金保険
65歳以上から給付される老齢年金や働き手がなくなった場合に支給される遺族年金、障害を負ってしまった場合に状況に応じて支給される障害年金などがあります。
・労働保険
通勤中や仕事中に事故などでケガや病気になってしまった場合、休業中に給付される労災保険、失業した場合や育児や介護で休業しなければならない時に受けられる雇用保険などがあります。
・介護保険
40歳から保険料を支払い、原則65歳から介護サービスを受けることができる保険です。高齢社会になってしまい、高齢者が増えてしまったことや家族による介護が難しくなってしまい2000年に設立された制度です。自分の状況や状態に応じたサービスがあり、利用することができます。
おおまかにはなりますが、これが社会保険になります。社会保障制度はこの社会保険が大部分を占めています。前回の記事でも書いた通り、この保険は全部を保障してくれるわけではありません。職業や立場、状況などで保障は変化します。現在では、自分の任意で加入できる保険もあります。老後やケガ、病気になった際など万が一の場合に備えて加入するのもいいかもしれません。備えるに関しては、どんな生活を送りたいのかを考えることが大切なのかもしれません。