【問題提起】たとえば上司が支配しようとしてくるとき
日々生活していると、上司や先輩などで、支配しようとしてくる人がいたりします。
その手段は、
ドスの利いた声で話しかけたり、
大きな声でミスを指摘をしたり、
論理めちゃくちゃでも勢いで意見を通そうとしてきたり、
強引に自分の言うことを聞かそうとしてきたり、
さまざま。
「この人なんだか騒がしいな…」と観察しながら対処し続けると嵐はいずれ収まるか通り過ぎていきますが、
やっぱり支配しようとしてくる人の行為(と感情)を目の前で見ると、その瞬間で影響を受けます。
そしてそのような人がたくさんいる環境に長時間浸かっていると、消耗します。
自分に矛先が向いていなくとも、雰囲気そのものが消耗の原因になります。
そして問題なのが、
「瞬間で影響を受けた」後や、「消耗タイム」の後で、わざわざ自分でそれを思い出して再び消耗し始めることです。
その悪影響のインパクトが強いほど、
記憶が勝手に脳内再生されていきます。
「おっと脳内再生されているぞ」
と気づいても、
気づいた10秒後に再び再生していたりします。
この対処法として思いつくのは二つ。
〜〜〜
その記憶に向き合うのをやめる
別の感情や思考で頭を満たす
〜〜〜
しかし一度記憶が再生され始めた後にこれらの対処法を行うのは、至難の業に思えます。
大したことない記憶ならすぐに別の思考ができますが、
どうも記憶に紐づいた不快な感情が大きいときは、そこから離れられません。
離れようとした瞬間に、実際にはその記憶のことを意識してしまっているので、記憶から離れようとしても上手くいかないのです。
だからといって、「無視」をしても、
結局それは記憶を意識した上での「無視」なので、ジワジワとストレスが溜まります。
この上手くいかない理由は、
自分の力だけで対処しようとしているからかもしれません。
外部環境を変えてしまえば、その環境の変化を自分は嫌でも意識するので、一時的にでも不快記憶から離れられる気がします。
まあ、その後に再び思い出したらそれまでですが。
問題のまとめ
「不快な記憶への執着が止まらない」。
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