感情と体の力み・緩み
感情と、力みと緩み
感情と体の感覚は、リンクしていると言われます。
実際に感情が発生したときに自分の体の感覚を見てみても、
確かに体のどこかしらに変化を感じます。
この変化は、力みと緩みで分類できそうです。
不快だったり怒りだったり、
あるいは頑張ろうとしたり気合いを入れたりすると、
力み。
心地よかったり悲しみだったり、
あるいは楽しかったり嬉しかったりすると、
緩み。
少なくとも自分は上記のように感じます。
力みと緩みの有用性
感情と体の感覚がリンクしているならば、
感情が変わると体が変わるだけでなく、
体が変わると感情も変わるはずです。
実際に過去の体験からもそのように感じます。
たとえば温泉にゆっくり浸かって、
体が温まり、湯の中で余計な力が入らない状態だと、
気持ちもトロンとしてきます。
たとえば急に全速力で走ってみたら、
気持ちが能動的になります。
なので、たとえば感情に変化を加えたい場合には、
体に変化を加えればいいことになります。
外部環境に変化を加えて(温泉に浸かるなど)体に入ってくる感覚情報の量や種類を変えてみるか、
あるいは動くことによって(走るなど)体に発生する感覚情報の量や種類を変えてみる。
温泉に浸かる場合は、これは「緩み」です。
走る場合は、これは「力み」です。
つまり、選択肢は以下のようになります。
〜〜〜〜〜
<1> 外部環境を変化させる
(1)「緩み」が発生するような環境を用意
(2)「力み」が発生するような環境を用意
<2> 動きによって身体状態を変化させる
(1)「緩み」が発生するような動きを実行
(2)「力み」が発生するような動きを実行
〜〜〜〜〜
これらの選択肢によって感情が変われば、
その感情が自分の行動や外部の環境に影響を与えます。
〜〜〜〜〜
環境や自分に変化を入れる
↓
気持ちが変化する
↓
環境や自分に影響(変化)が加わる
↓
気持ちが変化する
〜〜〜〜〜
というような循環が発生。
これは有用です。
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