”お好きにどうぞ” の世界から。
ある時、友人の会話から「サイハテ」という単語を耳にした。
聞いてみると、自然に囲まれた面白そうな体験ができる村が熊本にあるらしい。
" サイハテ村 "
ネットで調べてみたが、
まだまだ情報量が少ない。
どんな場所なのか?どんな人がいるのか?
どんなことをしているのか?
なぞの多い村だ。
この村にはインカム制度っていう、
村のお手伝いをする代わりに住む場所と食事は保証される制度があるというじゃないか。
(※前はどの期間も無料だったが2020年9月から1か月目2万円の体験料が必要になってます。長期滞在3か月目から無料。)
「 そんなの、あるん!!楽しそう!パーマカルチャーって何?面白そう!村のコミュニティってどんななんだろう!どうしてそこに人が集まるんだろう! 」
話を聞くだけで、わくわくした。
行こうって決意したのは一瞬の出来事。
今年5月に仕事を辞めて時間を持て余して、
実家という暮らしに
親のスネかじるような
日常に変化が伴わないありきたりで
退屈に感じてた毎日から抜け出したくて
でも海外行けないし、楽しいことしたいけど何から始めればいいか分からんし。。
と悩んでたんだぁ。
私にもってこいの場所だと感じた。
また、世界中がコロナの渦に巻き込まれている中、誰もが、仕事との向き合い方や普段の暮らしを考える時期に
私もそれに直面し、私は人生どう生きたいのか?本当は何をやりたいのか?私の知らない、暮らしのあり方を私はもっと知りたい。今まで出会ったことのない人に出会ってみたいし、自分の追い求める暮らしはなにかを探したくなった。
” 暮らしと人に出会う旅 ” をここサイハテ村から始めることにした。
2020年9月8日から約1か月飛び込んだ場所。
足を踏み入れると、
アドベンチャーな山道を通り抜けた先にある村。
周りは自然に囲まれていて景色は抜群。
大人と混じって子どもたちも住民で住んでいたり。
” イナカデイエタテ ”という家を建てている人がいる。
夜には、ラボという皆が集う場所で賑やかな会話や音楽が流れてくる。
それと、ここにいると、みんな口にしてる。
” お好きにどうぞ ”
この言葉がすごく心地いいんだよなぁ。
ここに住む人たちは、自分のやりたいに素直な人が多い。
今を楽しむ生活をしていて。
好きなことをやる。やろうとしてる。
住民だけでなく、インカムをしている人や訪れるゲストにもそういう人たちが多い。
ここの人たちと関わりは、
いろんな自由や幸せな暮らしの形を知ることができた。
朝が明けて一日の手伝い作業が始まって、畑仕事やヤギニワトリのお世話、衣のアトリエでは、もくもくと手作業をしたり、藍染め体験したり、木工工房使ったり、村の住人のお手伝いもする。毎日が違う経験で同じような日常に見えて、全く違う彩りある日々。
毎日が楽しくて、みんながすごくイキイキしていて
笑いが絶えない。時に涙も流して、自分の心と対話して。
ここでの暮らしに
心に埋もれてた感情が鮮明に現れていく。
生活リズムも自然と、暮らしと合わさっていった気がする。
自然と人とともにサイハテ村も混ざり合い発酵していく。
ここにいると、
時の流れがゆっくり進み、
自然が季節とともに毎日少しずつ変わりゆき、
人も、動物も、植物も、共存した暮らしが巡って繋がりあってる。
地球から受ける恩恵に、環境に、気づかされる。
そこに私たちの生活があり、私たちの人生があり、
自由に好きな人生が選択できる時代に私たちはいる。
" お好きにどうぞ " の
わたしの人生旅。
そのはじめの場所がサイハテ村なんです。
ありがとう。
いってきます!
そして、
やみくもに書いて、
下書きから出せずにいた文章たちに目を通して読んでくださった方、
ありがとうございます🌼
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