【ポケモンユナイト】~シーズン1終了間際の現環境で意識すること~
はじめに
2回目の投稿になります。
今回はシーズン1があと1週間足らずで終わってしまうということで今から滑り込みマスター目指す方に今の環境と気をつけるべきことを書いていきます。
フルパ前提での話であるためソロではこの場合に限らないことがあります。また、評価等、個人的な意見を含む箇所がありますが、あらかじめご理解ください。
1.適切なオブジェクトを狩る
10/20に行われたアップデートにより、サンダーとカジリガメのナーフ、ロトムのアッパー調整が行われた。
それぞれの所感としては、
◆サンダー(得点合計130→90)・・・まだ強い。2項で後述するゴール戦法を行わなければ以前と同様取ったチームが9割方勝つ印象。
◆カジリガメ(経験値全体にタブンネ17体分→13体分)・・・まだ強いが、必須ではなくなった。1亀の重要度はかなり高いが、2亀3亀は以前と比べバリューがかなり低く感じる。
◆ロトム(ゴール故障時間15s→25s、HP攻撃移動速度増加)・・・かなり強い。こいつの存在が現在のメタゲームを形成しているといっても過言ではない。HP攻撃が増加しており、ロトム自体が1体以上の働きをするため、取った方は上ゴールダイブがかなりしやすくなった。
1ロトムはともかく、2と3ロトムはかなり凶悪でセカンドゴールに入れてしまったものならそのままダイブに繋がり、サンダー取られても負けという状況が作られてしまう。
以上のことから現環境でのオブジェクト優先度は
1亀≧1ロトム
2、3亀<<<2、3ロトムだと考えている。
以前から言われていたことではあるが、1体が得られる亀経験値量<上レーンの総経験値量であること、またユナイトの有無に関わる1亀はともかく、2亀3亀はロトムを取りつつ相手のタブンネ管理やファーム意識することでサンダー戦までにレベル差がつけられることはほぼないことから点数差をつけられるロトムの方が重要度が高いと言える。
とは言っても相手がレベル、人数で有利を取っている場合などは逆に亀を取りに行き下レーンを押すなど臨機応変に対応することが重要である。
2.ゴール環境であることを理解する
前パッチにはいなかった、耐久とファームの速さを両立しており、敵jgにほぼノーリスクで入れるヨクバリスの存在や前述したロトムの強化によって現在は集団戦を意識した構成よりもゴール戦術に重きを置いた構成が流行している。
ゴール戦術のあらかたの概要としては
【前提】
・全員がゴルサポを持つ。少なくとも4/5はおたバリを持ち、チームにイワパレス、プクリンなどを採用する。
・基本的にロトム>亀でオブジェクトを取る。(上3カウンターjg1下1or下2)
【主な動き】
・ロトムを用いて上のファーストを早々に折り、相手のタブンネを含めファームを管理する(自チームが野生ポケモンを狩った場合、次のリポップ時にミニマップに映るようになる)。マップに映る黄色い点が常に無い状態を作る。
・相手がロトムに警戒して上レーンに寄ってきた場合には下ゴールにバックドアやカウンタージャングルなどを行い基本的には交戦を避ける。大量の点数を持っている敵がいる場合はユナイトを出し惜しみせず使い倒して点数を削る。
【サンダー戦以降】
・サンダー戦までに全員が50点保持することを意識する。この時上下どちらかのセカンドが折れている場合はサンダーを取られても勝てるので2:15までに敵本陣近くのブッシュにハイドし、2:00になった瞬間全員でバックドアする。もし折れていない場合は最も点数を持っているポケモンかリスをフォーカスして倒し点数を削る。サンダーを取り切れそうなら触っても良いが、デスするくらいなら触らない。
・全員が点数を入れ終わったら各自ファームし、ユナイトを溜める。
・0:25あたりで再び敵本陣に合流し、ユナイトを使って無理やりゴールを入れる。
これを踏まえてわかることは
◆集団戦が起きにくい為、ワタシラガやハピナス等、集団戦を得意としたポケモンの評価が相対的に下がった
◆ロトムをフリーで渡さないこと、取られてもセカンドゴールは死守すること
である。
この2点は現環境のランク戦を潜るうえで頭に入れておかねばならない。
3.弱みを知り対処法を考える
最強の戦術である物言いをしてしまったが、もちろんゴール戦術にも穴はある。なんならゴール戦術はマクロはもちろん、ミクロもかなり要求されるため、相手の理解が浅い場合は対処法を知っているだけで格上でも勝てる見込みがある。
【ゴール構成かどうかの判別方法】
対戦準備画面で相手のポケモン、バトルアイテムを確認する。
プクリンやイワパレス、エネコのしっぽ、ゴール加速装置などの要素が合計2つ以上ある場合、それはゴール構成である可能性が高い。
【ゴール構成の弱み】
・チームの全員がこのマクロを理解する必要があり、判断ミス、認識や理解にズレが生じた場合に戦術が破綻してしまうほど難しいマクロである。
・脱出ボタン不採用+持ち物が1枠ゴルサポに食われていることから単純な殴り合いには弱い。
また、イワパレス等ゴール性能は高いが戦闘力の低いポケモンを採用している都合上集団戦には弱い。
・ロトムを取れなかった場合、ミクロによほどの差がなければゴールダイブすることが難しいため、バックドアをするしかない。
・サンダー戦までにセカンドを折っていないとサンダーの集団戦に関与せねばならず、ミスしてフォーカスを受けた際にはデスして点数を大量に失うorユナイトを吐くという2択を迫られ、ユナイトを吐かされた場合であっても保持している大量の点数が処理しづらくなってしまう。
なので一番わかりやすい対処法はロトムをフリーにせずセカンドゴールを死守するということである。
他にも細かいところで言えば、
・ロトム周辺で無理やり集団戦を起こす
・上下のどちらかに固まらない
・ファーム(特に自jg)を怠らない
・アブソル等少人数戦に強いポケモンを採用する
・2:45~2:15までに点数を多く持つポケモンを倒す
が挙げられる。
まとめ
今回は現環境で流行っているゴール戦術とそれが流行っているうえで考えなければならないことについて紹介しました。
シーズン2が始まってヨクバリスがナーフされた際にまだこのマクロが残っているかどうかはわかりませんが、ゴール戦術自体はサンダー運ゲーを避けられるとても合理的なマクロなので現パッチを機に理解を深めておくことを強くおすすめします。
基本的なことであるミニマップを見る癖がつき、ファーム管理や敵の位置の把握が意識付けられると思います。
残り1週間もないシーズン1ですが、最後まで頑張りましょう!
自分はクソリスが消えるまではレートに潜りません。