ダメ人間は、ダメ人間を救えるんだ。
私の好きな芸人、春とヒコーキ。
彼らのYouTubeチャンネルはネットの方が呼吸しやすい現実嫌いピープルの憩いの場であり、当然私もその一人だ。
今でこそ人気者だが、彼らも中々苦労人であり、ニート歴があったり、家庭環境に恵まれなかったりするのだが、それを笑い話として消化する事で、私たち視聴者の笑顔を作ってくれている。
そして私はこのチャンネルの様々なコメント欄で現代人の抱える心の傷、欲求、習性を垣間見ることになる。
お薬漬けニート歴があった私は首を縦に振りすぎて二兆回もげた。
そして最近BL好きなヲタク女芸人がゲストに来た。
人との生コミュニケーションが苦手なネット民の心が緩んでいく優しい音は飢餓に苦しむアフリカの子供たちの子守唄になったに違いない。
とにかく!
皆さんの中にあるであろうダメ人間の条件!
というか、自分の中の引け目。
人とうまく喋れない
仕事が続かない
恋人が出来ない
ギャンブルやめられない
お酒やめられない
などなど
ここさえ克服すれば自分はもっと素晴らしい人生を送れるはずなのに!
それはわかっているのに!
でもいつまで経っても改められない。
めんどくせぇし。
このままで良くね?
そんなに大きな迷惑かけてないし。
開き直ろうとするけど、気づけばまた自己嫌悪。
その繰り返し。
そんな不器用な人間に勇気や元気を与えられるのは、彼らの様に傷つきながらも、なんとか今日まで生きてきた人間なのだ。
30過ぎて童貞?
30過ぎてまともな職歴なし?
一般論で語れば社会不適合者?弱者男性?
そんなの、かまうものか。
こんなに喋れて面白い才能があれば、そんなものはどうでもいい。
自分がどんなにダメか、どんな恥を晒して生きてきたのか。
それを気心許せる仲間と笑い話にして、それを見てる人間にも笑いと救いを与えられる人間なんて、そんなに多くはいないはずだ。
誰もが成功ばかり求める時代だ。
それが大人だ、それが資本主義だ。
弱いから負けるんだ。
悔しければ成功してみろ、勝ってみろと。
そんな何処からか流れてくる無言の圧力に疲れてしまった人が、たくさん世の中にはいるんだと思う。
私もだ。
しかし私は彼らを見て改めて再確認させられる。
人が一番恐れているのは孤独。
埋めても埋めてもすぐに空になる。
満たされない。
それをみんな恐れてアレコレやって生きているのだ。
今私がこうしてnoteを書いているのもそうだ。
誰かにわかってほしい、この気持ち。
春とヒコーキを見て、ダメな自分を甘やかす日があっても良いんじゃないのか。
自分を甘やかそうよ!
大人になればなるほど誰も甘やかしてくれなくなるんだから!
そんな事を言いたかった。
ありがとう。春とヒコーキ。