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ルドン・ローレック展

クリスマスの夜に美術館に行ってきた。
三菱一号館美術館のルドン・ロートレック展

私は印象派が好きなので、やはり印象派のモネやルノワール、ピサロなどを楽しみに。



絵画ってやっぱりすごくインスピレーションを感じられるし、その時代に潜り込んだみたいな気分になり、私の感受性が騒ぎ感情が動かされる。
でも、全ての絵に対してそう感じる訳ではなくて、

素直に感動するもの、知っているな。という感覚で終わるもの、違和感を覚えるもの、絵に描かれてないもっと奥の世界が見えてくるもの、歴史が繋がる感動、
絵1枚1枚によって私の心は動き、
これが芸術を楽しむということだなと感じる。


時代は移り変わるし、
その時代によって受け入れられるものも違う。

最近は現代アートもフォーカスされていて、
見ている人の感想も含めてアートであると言われている。
それと比べると絵画はつまらないと言われたりするが、現代アートよりも、絵画は歴史を辿っている。

人々から愛され、何百年も価値のあるものとして残され、現代を生きる人間の一部になる。

作者がしんでしまっても、絵画自体が残り、世の中の移り変わりを作者の代わりに見て、世の中に対して生みの親の見た景色、感情、全てを伝えている。
私たちは絵画を通して過去と、作者と繋がることが出来る。

いつか私も永遠に残るようなものをつくってみたい。未来の誰かの一部になれたらいい。
そう思う。

個人にしか作れない、出せない、何かを
個人が何かにして残す



それを親友同士であるモネとルノワールのように、時代を楽しみ、遊びながらできたらもっといいと思う。


それが無ければ時代は止まり、色褪せ、腐っていくのだと思うから。


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