テレ東60祭!について語る
『テレ東60祭! ミュージックフェスティバル2023 ~一生聞きたい! 昭和・平成・令和ヒット曲100連発〜』が放送された。2024年に開局60周年を迎えるテレビ東京の歴史を詰め込んだ音楽特番となったが、ジャニー喜多川氏の性加害問題が渦中にある旧ジャニーズ事務所所属のタレントの姿はなかった。VTRでKinki Kidsの「シンデレラ・クリスマス」が紹介された際には映像が使用できず、差し替えられたほどだった。
4時間半にわたって放送された『テレ東60祭!』は旧ジャニーズが排除されたことで男性アイドル枠がごっそり空き、これまでテレビで見かけることが少なかった超特急やONE N’ ONLYといったボーイズグループのパフォーマンスを見ることができた。今後も歌・ダンスともに定評があり、実績のあるグループをキャスティングしてほしいと思う。
以下は気になった楽曲のMV(アイドルじゃないimaseも良かったのでついでにw)。
デビュー当時からテレ東との関わりが強いアップフロント(ハロプロ)はモーニング娘。’23にアンジュルム、鈴木愛理、特別企画としてモーニング娘。OG、プッチモニ、ミニモニ。の6枠を獲得し、懐かしのお宝VTRをはじめOGグループの曲サイズがワンハーフと高待遇を受けた(𝑇𝑉 𝑇𝑂𝐾𝑌𝑂 𝐵𝐼𝐺 𝐿𝑂𝑉𝐸...)。
モーニング娘。とアンジュルムは相変わらずカッコよかった。思わず(?)追加メンバーの後藤花を探してしまったが、足の捻挫で欠席していたらしい。お大事に。
小学生の頃から見ていたプッチモニとミニモニ。の一夜限りの復活は熱く、25周年コンサートで披露したメンバーと同じだったことから安心して見ることができた。長らくOGとして参加することがなかった市井紗耶香は約20年ぶりの生放送の音楽番組にもかかわらず、緊張したそぶりを一切見せずに堂々とプッチモニのセンターとしてやり切っていたのが印象的だった。市井紗耶香はやっぱり凄い。矢口真里・辻希美も家に帰ったらママに戻るのが不思議なくらい現役感があって桁が違った。保田圭ちゃんのギラギラ感も。
鈴木愛理はこれまで17〜18時台で披露していたが、今回は自身が主演を務めるドラマのタイアップもあって21時台に堂々とカムバック。これにはさすがに驚いた。お茶の間に名前を浸透させてソロアーティストとして地位を確立してほしいと思う。