【思い出話】本格始動前のBEYOOOOONDSを振り返る
先日、ハロー!プロジェクトからOCHA NORMAのデビューがついに決まった。その前のBEYOOOOONDSはデビューに至るまでに2年3ヶ月の歳月を費やした。今回は本格始動前のBEYOOOOONDSについて振り返っていく。
BEYOOOOONDSの歩み① ~地道な活動〜
毎年恒例となっている公開実力診断テストで発表されたのが、一岡伶奈・段原瑠々・川村文乃の3人がハロー!プロジェクトからデビューすること、高瀬くるみ・清野桃々姫がハロプロとは別枠で演技やパフォーマンスを中心とした活動に向けてデビューするというものだった。その後の発表で、一岡は新グループのリーダーに就任したものの、ここから半年以上にわたってユニットの動向は伝えられないまま、段原はJuice=Juice、川村はアンジュルムにそれぞれ加入し、ハロプロとは別枠でデビューする予定だった高瀬・清野はそのまま残留することになった。
段原は「Fiesta! Fiesta!」で即情熱を解き放ったものの、川村はデビューするのに半年以上かかった(しかも蓋を開けたらDVDシングルというオチ付き)。ハロー!プロジェクトのコンサート(以下、ハロコン)ではこの5人で「誤爆 〜We Can't Go Back〜」を披露し、以降は演劇女子部やハロプロ研修生発表会への出演など地道な活動が続いた。
BEYOOOOONDSの歩み② 〜ようやく始動〜
長らく放置状態だった一岡・高瀬・清野の3人は、ようやく“一岡伶奈がリーダーを務める新グループ”(以下、一岡ファクトリー)と“高瀬くるみ・清野桃々姫が在籍する新セクションのグループ”(以下、高瀬・清野ファクトリー)として始動し、同時にオーディションを開催することになった。
その後はハロプロ研修生から第一次メンバーとして一岡ファクトリーに西田汐里・島倉りか・江口紗耶の3人、高瀬・清野ファクトリーに前田こころ・山﨑夢羽・岡村美波の3人がそれぞれ加入した。ハロコンでは2組合同でDA PUMPの「U.S.A.」をカバーし、寸劇を取り入れた初のオリジナル曲「眼鏡の男の子」を披露し、話題を集めた。ハロプロ・オールスターズ「YEAH YEAH YEAH / 憧れのStress-free / 花、闌の時」では新グループとして参加し、20周年を記念して行われたハロプロのライブイベントでは「文化祭実行委員長の恋」を初披露。そして……ついに、あれが発表された。
BEYOOOOONDSの歩み③ 〜本格始動へ〜
一岡ファクトリーのグループ名が“CHICA#TETSU”、高瀬・清野ファクトリーが“雨ノ森 川海”に決定し、雨ノ森川海のリーダーは高瀬が就任することが発表された。さらに、この2組とオーディション合格者による合同グループも結成され、グループ名は“BEYOOOOONDS(ビヨーンズ)”に決定した。その2ヶ月後に行われたグループ初のファンクラブイベントでオーディションに合格した平井美葉・小林萌花・里吉うたのが加入し、12人体制で本格始動することとなった。