スケボー・レイヴ ・トモダチ
初めて海なしの街(ピッツバーグ)で生活することになった留学時代。
波乗りが出来ないとなると、やることは決まってスケボー、スノボー横乗り系。学生寮で出会ったスケボー・レイヴトモダチ達は個性の塊。
アフロのジェイデンは写真そのままのいい奴。
喋り方はまったり、ゆっくりで授業にはいつも赤目で遅刻出席。
当時の米国の高校では日本語を勉強できたようで、その日本人先生がfantasticだったらしく、日本びいき。こういうのは周りまわって感謝。大事。ありがとう日本人先生。輪(和)を広げることができた思います。
raveに行くと、踊ることよりも会場をずっと笑顔でウロウロしながら、友達を作って紹介してくれる最高なトモダチ。
真ん中の紅一点 女子大好き女子kitty。
超早口。早口だけど、英語は聞き取りやすくて最高 笑
親とうまくいかず逃げるようにNYの都会からピッツバーグへ。
ピッツバーグへと送り込まれた全米各地の田舎者達にNYの素晴らしさを話している都会っ子の彼女の表情は生き生きしててこっちまで笑顔。戻れたかな彼女の街に。
初めての公園に行くと、必ずいる同世代のスケボーキッズ達。
そいつらに向かって、必ず最初に仕掛けるkitty。
「私、これぐらいできるんだけど。お前ら舐めるなよ。」
かっちょいいーーー!! なスケボーも男まさりで初めて出会うタイプ。
raveではガシガシ踊って一心不乱。同じタイプ。トモダチ。
そしてスキンヘッドの問題児アルバーク。
親父さん、義母との確執など嫌なことを超全力で解放。
四六時中、何故かonlyマッシュールだけど、仲間以外には攻撃的 笑
みんなから煙たがられるけど、根はいい奴。実は超繊細。
ただ、本当に煮詰まっている時にはじまる「ロシアンルーレットやろうぜ!」と言って、左右を確認せずに高速道路にスケボーで突っ込む姿は狂人以外何者でもない 笑 さすがに絶句&皆引いてたな 笑笑
一番最初に逝ってしまうタイプだったけど、元気かな?
こんな仲間に寮で出会えたので、米国でもスケボーを購入
9月の下旬に購入
11月には板のガラも消えるほど毎晩練習&街徘徊
ジェイデンと練習というかまったり 笑
ジュースの缶2本分をオーリーで飛び越えやっとストリート。
当時の街中のアスファルトにはダイヤモンドが入っていたため、路上でのスケボーは禁止。
そんなことを守るわけもなく、4、5人で街に出て警察に見つかると追いかけごっこ。できるだけ多くの駐車中の車に触り防犯ブザーを起動させてのブザーの大合唱はノイズに勝るカオス 笑
警察の持ち検ありきで行動していたので、徘徊中はできるだけクリーンが暗黙の了解。嫌がらせで、三回くらいちんちんを警官に思い切り握りつぶされて悶絶したけど、それさえもいい思い出 笑 でも痛かったなぁ。。。
一年みっちりスケボーをしてフロリダへ引っ越し。
いまだにこんな詳細を思い出せるのはやっぱり自分にとっては大切な時間だったんだな。ということを再認識。
みんな元気かな?
色々あるけど、どうにか生きてますよって伝えたい。