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よくエンストするから喩えてみたら、喩えについて収穫があった。

 私自身がよくエンストする。

 エンストとはエンジンストールの略である。エンジンストップの略だと思っていたが、和製英語であり、正確ではないらしい。

 エンストについて調べてみた。その症状は様々存在し、症状から原因を突き止めることができるらしい。坂道に差し掛かってエンストするなら、燃料ポンプが働いておらず、エンストの際「シュー」と鳴るなら、経年劣化によるゴム製パイプなどのひび割れしている可能性があるそうだ。

 私のエンストを観察してみようと思う。
 朝、目が覚めるとしばらく体を動かせない。言葉が頭を支配していて、体を動かす方にまで力を回せない。浮かんでいる言葉は、最近の悩みに関することや、今日しなければならないことなどだ。

 エンストの説明に沿わせたらどうなるだろう。
 「朝、頭が言葉で埋め尽くされて重く感じるのなら、悩みごとや、今日しなければならないことの整理をしている可能性があります」こんな感じだろうか。

 エンストは車にとって好ましくない状態である。私がエンストと比喩している、体が重くなる現象も好ましくはない。そして私はその状態から脱けだしたい。そこで症状を観察する。思考が私を占領している。その思考は悩みだったり、今日の予定だったりする。
車のエンストを直すにあたり、部品を取り換えるといった方法もあるし、継ぎ板を張るという手もある。考えてしまうなら、その悩みやらを解決するという方法もあるし、いったん考えるのをやめるという方法もある。

エンストに対する修理方法が様々あるように、自分のエンストの修理方法も原因を変えるだけではない。

比喩してみて

今日はあまり収穫がなかった。本当はエンストから私のことをより詳細に観察できることを願ったが、エンストの修理方法もたくさんあるように私の生活を変える方法もたくさんあるよね、というふわふわした結論に達した。私はこれを駄文と呼んでみる。

免許を持っておらず知識が足りなかったからだろうか。比喩にするなら、それについてよく知っておいた方がいい。よく知っているから比喩にできるのか?比喩にしつつ悩むのだったら、その問題について考えまくるよりは、その比喩について調べてみる方がいいのかもしれない。
長々と書いたが、最後の一段落は収穫があったように思う。
これは駄文ではなくなったかもしれない。

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