見出し画像

青春18切符を使って、池袋から仙台まで日帰りで行ってきました。

東京池袋駅から東北の仙台駅まで青春18切符を使って日帰り旅行をしてきました。往路は7時間25分、復路は6時間45分。仙台での滞在時間は5時間37分と、なかなかにタイトな旅行でした。今回は、この旅行の行程を紹介します。

DAY1

4時53分 池袋駅発

JR東日本「池袋駅」から山手線 上野・東京方面に乗り込みます。周囲はまだ暗く、夜通し遊んでいたと思われる人の姿が目立ちます。そんな中、私は旅の始まりに心を踊らせながらシートの片隅に腰を下ろしました。最初の目的地は「日暮里駅」。そこから常磐線で「仙台駅」を目指します。

POINT1

なぜ、「池袋駅」から赤羽方面、つまり東北本線を使って仙台駅を目指さないのでしょう?東北本線なら、5時00分に「池袋駅」を出発し、12時06分に「仙台駅」へ到着します。東北本線ルートの乗車時間は7時間06分で、常磐線ルートの7時間25分より19分も早いです。理由は復路で東北本線を使うからです。せっかくの長旅。往路と復路は違う路線に乗りたいのです。なので、往路は常磐線で仙台へ、復路は東北本線で東京へ帰るルートを選択しました。

5時05分 日暮里駅着

山手線「日暮里駅」に到着しました。それなりに混み合った電車から、大きなスーツケースを持った人が飛び出していきます。彼らは京成線で成田空港へ行くのでしょう。

5時14分 日暮里駅着

山手線のホームから常磐線のホーム移動し、わずか9分で「常磐線 勝田行」に乗り換えます。次の目的地は「水戸駅」です。車内は空いています。霞ヶ浦、偕楽園などを車窓越しに眺めていると「水戸駅」に着きました。

6時58分 水戸駅着

茨城県で随一の乗降数を誇る「水戸駅」に着きました。そろそろ早朝とは言えない時間帯。今から旅に出ようとする人たちの数が増えています。「水戸駅」の滞在時間は21分です。これだけ時間があると駅の外に出てもいいのですが、私はあまりおすすめはしません。というのも駅の外に出ると列車に乗り込むのがギリギリになるからです。このあたりは電車の本数が少なく、すぐに座席が埋まります。とくにボックスシートの進行方面窓際をキープするのは至難の業。20分程度の乗り換え時間なら、大人しく電車に乗っておき、席をキープして発車時間を待つのが得策です。

POINT2

さて、路線図に詳しい方なら上記の私の行動を読んで、次のように思うのではないでしょうか「勝田行の電車に乗っているのだから、水戸駅で降りずに勝田駅まで行けばいいじゃないか」と。たしかにそのとおりです。実際、乗換案内などで調べると、「勝田駅」で乗り換えるよう促されるでしょう。しかしこれにはちゃんとした理由があります。次に乗る「常磐線 原ノ町行」が「水戸駅」始発だからです。つまり、「水戸駅」から乗るとほぼ確実に席をキープできるのです。もし「勝田駅」で乗り換えると、ボックスシート進行方向窓際などはすでに埋まっているでしょう。だから、「水戸駅」で乗り換えたのです。

7時19分 水戸駅発

「常磐線 原ノ町行」に乗り換え出発です。「ひたちなか駅」で太平洋を眺め、「いわき駅」に到着です。

8時48分 いわき駅着

さて、「いわき駅」は乗り換える駅ではありません。それではなぜ駅名を書いたのかと言うと、「いわき駅」での停車時間が長いからです。なんと、いわき駅着が8時48分で、いわき駅発が9時24分。なんと、36分もの停車時間です。車両トラブルでもあったのかと心配になるくらいの停車時間でした。

9時24分 いわき駅発

「いわき駅」を「常磐線 原ノ町行」で出発します。このあたりは単線です。末次駅で2分停車、夜の森駅で6分停車。いずれも上り列車とすれ違うためです。そんな短い停車を繰り返し、「原ノ町駅」に着きました。

10時55分 原ノ町駅着

「原ノ町駅」の乗り換え時間は3分です。同じホームの四両編成の電車に、やや急ぎ足で乗り込みます。

10時58分 原ノ町駅発

「原ノ町駅」を「常磐線 仙台行」に乗って出発。ときおり電車は汽笛を鳴らします。見通しの悪い場所に差し掛かるときに鳴らしているのでしょう。新地駅で上り列車とすれ違い、逢隈駅を出て、阿武隈川を渡ると東北本線と合流しました。岩沼駅に着き、さらに6駅進むと「仙台駅」に到着です。ついに仙台だ!

ーーー仙台満喫中ーーー


仙台駅に停車する電車。段差が危険

DAY2

18時06分 仙台駅発

「仙台駅」を出発します。実は17時くらいに「仙台駅」に着いていたのですが、早めの電車に乗っても、「池袋駅」に着く時間は同じとのことで、予定通りの時間に「東北本線 福島行」に乗りました。「仙台駅」で折り返し始発なので、ボックスシートの進行方向窓際に座ることができました。岩沼駅を過ぎ、東北本線へと進路を取ります。

19時28分 福島駅着

福島県の県庁所在地・福島市のある「福島駅」に到着。「福島駅」の乗り換えは階段を使ってホームの移動が必要です。

19時42分 福島駅発

「東北本線 郡山行」は混み合っていました。それでもなんとか座席を確保し「池袋駅」を目指します。地元の乗客が多いのか、数駅進むと車内は空いてきました。

20時31分 郡山駅着

福島県で随一の乗降客数を誇る「郡山駅」に到着。「郡山駅」からは会津若松駅に続く磐越西線と、いわき駅に続く磐越東線が延びています。「郡山駅」始発の「東北本線 新白河行」に乗ります。

20時42分 郡山駅発

「東北本線 新白河行」も混み合っていました。しかし、数駅進むと車内は空いてきました。やはり、地元の乗客が多いのでしょう。

21時20分着 新白河駅着

「新白河駅」で乗り換えです。ここは同じホームの後方と前方で乗り換えます。つまり、一番前の車両に乗っておき、すぐ前で待っている乗り換えの電車に乗っておいたほうが、席をキープできる確率が上がります。このことは知りませんでしたが、周りの乗客の動きから察し、同じように行動。めでたく席をキープできました。何事も先人に学ぶべきです。

21時23分 新白河駅発

「東北本線 黒磯行」は四両編成。前二両がボックスシート、後ろ二両がロングシートでした。この旅の中では最も乗車時間が少なく、23分しか乗りません。空いてるロングシートで揺られます。

21時46分 黒磯駅着

ホームを移動して乗り換え。「黒磯駅」は一番前に乗り換えの階段がありました。前から3両目に乗っていたので出遅れ。近くでイベントがあったようで車内はかなりの混雑です。首都圏を除くと、日本は車社会と言いますが、なかなかどうして。電車で移動する人も多いようです。

21時51分 黒磯駅発

「東北本線 宇都宮行」に乗ります。混んでいましたが、数駅進むと座れました。宇都宮の名前を見ると地元に戻ってきたような気がします。まだ2時間ほどあるんですけどね。

22時41分 宇都宮駅着

首都圏からのベットタウン、及び観光地と栄える宇都宮ですが、「宇都宮駅」での乗り換え時間はたった1分です。この辺り、急ぎすぎてあまり覚えていないのですが、電車を降りて、すぐ前の電車に乗ったと思います。そうじゃないと間に合わないです。

ここから先は

1,134字

¥ 100

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?