小論文の書き方講座(日本語編)

こんにちは。受験で小論文をがっつり学んだので注意点を記していきます。
幸い自分の学校には小論文指導専門の先生がいたのですが多くの高校では小論文対策を普通の国語の先生が行うことになると思います。小論文と国語では考え方が少し違うので注意が必要だと思われます。それでは行きます。

基本的な小論文の考え方

小論文の構成(おすすめは三段)
●(本文の要約)※要約問題がない場合は文字数の1/4~1/3程度書く。
●意見+根拠
●まとめ(意見と根拠を端的に言い換える)

意見を書く上で最も基本の考え方は判断+根拠で書くこと。
→私は~と考える。なぜなら・・・だからである。

意見は筆者(本文)の考え方に沿うように書くのがおすすめ(反対意見は筆者が権威ある学者であったりするなどのリスクが高い)

根拠は抽象的に書くこと(調べられない環境で具体的なデータを出すことはリスクや難易度が高い)
→~で有名な・・・氏が述べていたようになど

細かいルールとテクニック

テクニック

①反対意見に反対
要約した筆者の意見に考えられる反対意見を挙げて
→~と筆者は述べているが、・・・という反対意見も考えられる。しかし私は筆者の意見に賛成である。なぜなら~だからだ。
と書く。

②理想論を意見として使うためのテクニック
理想論を比較する
例・コロナの問題

私はコロナ問題においてもっと外出禁止を徹底すべきだと考える。
経済と感染抑制を両立しようとしてだらだら苦しむよりも素早く解決して素早く復興に向かった方が長期的に見ればメリットは大きい。だから外出禁止を徹底すべき。

簡単に言うと上記のような感じ。

2つの方法を提示してどっちがいいかの判断とその根拠を述べる。

注意するべき細かいルール

●英字は小文字は1マス2文字、大文字は1マス1文字
※指定がある場合はそれに従う

●語句の使い方に注意
私達→私たち
子供→子ども
※諸説あり。上記以外にもあると思われるがキリがないので適宜調べること


いい小論文を書くための勉強法

①添削してもらうこと
国語の先生でも可。論理が通っているかや言葉遣いが正しいかをチェックしてもらう。

②意見や根拠に使えるネタを集める
上記のように具体的なデータはリスクが高いので、色々な問題に対する様々な人の考え方を知っておくことがよい。
→youtubeやネットの記事を使うと便利。

③基本に忠実に書くこと。
奇を衒うと大体失敗します。

④しっかり寝ること
勉強法ではないが、質の高い小論文を書くには重要。


以上です。他の書き方や注意する点もあると思いますが基本はこれでいいと思います。小論文を使う人は頑張ってください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?