アマゾン川に釣りしに行ってみた。
どうも、ご無沙汰のnoteです。
簡単な日記感覚で書いていきます。
題名の通りアマゾン川へ釣りをしに来ました。
現在ベレンというアマゾン川河口部の街に来ています。ここまでの旅を簡単にまとめてみます〜。
まず最初の目的地はアマゾンの玄関口と言われるブラジル、マナウスという街です。
出国日は1月20日。
日本から乗り継ぎ合わせて丸2日飛行機で移動しました。便利な世の中ですが地球の裏側は果てしなく遠い....笑
乗り継ぎは何の問題もなく、入国も簡単にすみ1月22日のお昼頃にマナウスに着きました。
時差12時間。。時差ボケがきつかった〜....。
マナウス空港に着くと友人の池ちゃんが迎えに来てくれていました。
池ちゃんは2個上の尊敬する先輩。
尊敬する先輩なので最初にきっちり挨拶をしました。
『うぇーい!現地人かよ黒すぎwwww』
池ちゃんは僕よりも3週間ほど早くブラジルに来ており、ネグロ川での釣りを終えて帰ってきたところでした。
せっかく同じタイミングで来てるし、どこか一緒に釣りに行こうぜと先日約束をし合流しました。
久しぶりの海外、初めての南米ということでドキドキ(ちょっと怖い方の)していましたがある程度ブラジルに慣れた池ちゃんが一緒に旅してくれるのは本当に心強かった。
なんやかんやあってこの後1ヶ月強一緒に旅することになります。
とりあえず池ちゃんの泊まっているhostelにチェックインして必要な物を買いに出かけたり、今後の予定を立てたり。
その夜たまたま同じタイミングで現地に居た先輩方にご飯をご馳走になり、甘い話しを聞いた僕たちはネグロ川に向かうことを決めました。
黒い大河、ネグロ川を遡る。
次の日から僕たちは早速ネグロ川釣行拠点の街、サンタイザベルまでの移動手段を探しました。
アマゾン川で釣りをするとなると1番有名な支流のネグロ川、その中で1番有名な釣りの街がバルセロス。
そこからさらに同じくらいの距離を上流へ登った街がサンタイザベルになります。
有名どころのバルセロスに行ってもよかったのですが先日池ちゃんが行ったばかり、せっかくなので違う街にしてみました。
基本的なターゲットはピーコックバス。ネグロ川には数種類が生息していますがその中でも最大種ツクナレアスーが本命になります。
すぐに翌日出発の船のチケットが取れ24日から高速船で上流へ向かいました。
サンタイザベルまではおよそ24時間の距離。
しっかりご飯付きで、南米らしくガンガン冷え冷えのクーラーが効いた快適な船旅でした。
サンタイザベルに着くと小綺麗な田舎町という印象がしました。
整備された港に、街の通り。ゴミも少なかったなあ。
まずはとりあえずのホテル探し。
少し歩くと、あれこれボンバダあっっっ....。
残念ながら開いてなかったので違うホテルへ笑
2人で150レアルの小綺麗なホテルが見つかり、早速釣りに連れて行ってくれるガイド、漁師を探しに出かけました。
外に出ると早速池ちゃんが若い男の子に話しかける。なになら漁師の知り合いがいるそう。そこにいるぞ!とおじいちゃんを紹介してくれたんだけどあまりにも論外な顔だったので連絡先だけキープして他を当たりました笑
川沿いを散策しているとおっちゃん達がそこに漁師が住んでいるぞ!と教えてくれました。
話しを聞くてなにやら日本人をガイドしたことがあるそう。直近の写真で日本人がでっかいアスーを持っているではないか!!!
これは早速当たり引いたくね?と料金交渉。
5日間でトータル3700レアルと言われ流石に高い...となんとか3000レアルまで下げました。
まあ払えるくらいの金額まで値下げでき明日から早速釣りに行けることに!
日本を出て1週間。ようやくアマゾンでの釣りが始まります!!!
激渋のネグロ川。
初日、朝ごはんをガイドの家でご馳走になり上流の川へ向かいました。
街の周辺は水が多いから、まだ少ない上流へ向かおうとのことです。
街から1時間くらいの距離の中洲に拠点を張りました。ブルーシートで雨除けを作り、昼飯の準備。
昼飯ができるまでの間で少し目の前のカバーを打ちに出船。
全く反応はなく引き返そうとしたその時、足元にアスーの大群が見えました!!!!
シャローに10匹以上、全て70以上はありそうです。
さらにとんでもない音のボイル?も確認。
このガイド期待できるかも!と心が躍りました。
しかしこの後、、
たったこれだけの釣果...。
色々なポイントを回りましたがどこへ行っても水が多い、ナーダナーダナーダ(魚がいない)と頼りない発言を連発。
これあかんやつやん...どこ行っても一緒やからもうキャンプ前のシャローでオカッパリしてみない??
4日目。池ちゃんと相談してキャンプ前のシャローでオカッパリをすることにしました。
初日にアスーの大群を見たためまだ期待が持てたのです。まだ、ね...笑
午前8時ごろから船で渡してもらいオカッパリスタート。(高いガソリン代払って意味わからんw)
そしてついにその時が...。
10時ごろ僕の立ち位置50mほどで大ボイル!
走って近づくとルアー射程圏内に特大の影が、s字形ビッグベイトを打ち込むと一発!
とんでもないバイト音と共に一瞬で20mほど川を下る魚。テンションを掛けることすらできませんでした。
しかししっかり竿に重みは乗っていました。
ファーストランが終わり、地形はシャローオープン。
これはもろうたで。と次の瞬間、エラ洗い一発。
夢は目の前に消えていきました。
最初に掛けたアスーがあのサイズだったのは運がいいのか悪いのか、笑
経験不足による凡ミス。この釣行唯一にして最大のチャンスを逃してしまいました。
最後は俺たちらしく。
痛恨のバラしはめちゃくちゃ萎えましたが、さすがに1匹じゃないべ!と投げ続けます。
そんな時目の前にこれまたどでかい影が。
アスー?!?!と思いましたがルアーを投げても無反応。
あれ?なんだ??
さらに近づいたところで完全に確認、スルビンだ!!!!
さっきかけたのは絶対アスーやったよな、最初に見た大群はもしかしてナマズ?笑
ちょっとよくわからなくなりましたがそれは置いておきましょう。
また数分経った頃一回り小さい魚影がぎりぎりルアー射程圏内に。
進行方向に投げリーリングジャークを入れるとゴンっ!
食ったああ!!!
一気に20mほどラインが走りますがアスーとは違いゆっくりと重い引き。
あれスルビン?
一瞬魚が水面に体を出しました。
しかもスレ掛かり....笑
体の1番硬いところにガッチリ笑かかっていたので何の問題もなくランディング。
報われたのか??
何かよく分からない感じにかき混ぜられましたが納得の1匹笑
ようやく釣った魚がスレ掛かりでスルビンかよ、俺たちらしいな笑
実はお互い体調不良でコンディション最悪の中での釣り。(僕はほんまにきつかった。下痢、腹痛、不眠、頭痛、腰痛。笑)
久しぶりに笑ったなって2人で笑いました。
5日目ももう一度キャンプ前のシャローを粘りましたがアスーは現れず...。
散々な結果でしたがなぜか充実感のあるネグロ川釣行になりました。
今回のタイミングでは、ネグロ川はかなり水が多かったので深追いすることはなく次の川へ向かうことにしました。
また来るよ、待ってろよ特大のアスー!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?