#2 西成生活/ガチニートが10万貯めるまで
これからの話しの注意事項です。下の※をご確認下さい。
そしてここから一気に内容濃くなります。(そのつもりで現在進行形です^_^)
※下手な関西弁本当にすみません。w
※記事の内容が様々な犯罪行為の話しに触れたり登場する人が法を犯した、犯しているような場面があると思います。
なのでそれらを不快に思う方はこれ以上読まないで頂きたいです。(もちろんつまらない🖕しょうもない🖕イキンな🖕とかは好きに思って言ってくださいw傷つくけどしょうがない🥺)
僕はフリーライターでも記者でもなんでもないアマチュア、このnoteもただの趣味です。
そんな僕のnoteが元でトラブルが起こる、痛い目に遭うリスクもある。
可能性としてそれは付き纏ってきます。
正直このnoteをあげるかどうか迷っていました。
ですが西成あいりん地区、さらに飯場というディープな世界、その中の生活を皆にも知って欲しい。マイナスなイメージだけではないこの熱い世界を...。
そんな思いもありインターネット上に"覚悟を持って"公開しています。
これからの生活の中で社会、世間的なルール、マナー(僕自身がどうでもいい、くだらないと判断したルール、マナーに限る。)に反する場面が多々出てくると思います。
あえてそれを隠さないのはこの記事に書いてある出来事を実際に経験した僕自身の本音とプライドです。
最大限のリアルを記します、よろしくお願い致します。
まあ基本的にはゆるいっす、こんな事書いたけど前書き的な?ねw
でも良かったらしっかり読んで欲しいです。
前置き長くなりました、それでは。。
2月10日、8時起床。
近くのコンビニへ野菜ジュースを買いに行く。
コンビニの前でそれを飲み干し一服したらため息が出た。
朝から気分が重い、軽いはずなんてない。
今日から怪我したら殺されるなんて噂のディープな仕事が始まる。
今日僕は飯場に向かう。
待ち合わせ場所へ。
午前10時、待ち合わせ場所の事務所に向かう。
事務所の前には助手?というかもう1人の手配師が待っていてくれた。
実は昨日約束をした手配師は2人で仕事をしていた。
メインで話をした方は少し遅れてくるようだ。
事務所に入り待っている間に履歴書のような物を書く。特に身分確認はないため嘘はつけるが僕は真面目に本当の事を書いたw
しばらくするともう1人の手配師(これからは仮にaさんとさせてもらう。)が来た。
『本当に来たんか?!』と驚いた顔。
今までの中で1番になるくらい普通の子が来たからびっくりしたとの事。
出来るだけ西成に馴染むよう長く着ているあまり綺麗でない服を選んだつもりだったがそれでもこの街では、特に飯場に入る人の中ではめちゃめちゃ浮いていたようだ。
そんな事情もあり普段ならこんな話しはしないけどとaさんが話してくれた。
『西成の人らを見て分かる通り飯場に入る人間はそこまで大袈裟でもなく両足違う靴を履いているような人ばかり。
もちろんしっかりしてる人も若い人もいるけどショックを受けるかもしれないで?』と。
もちろん僕もここに来て働くと決めたからには覚悟はしていたがこう直接的に、しかも仕事を斡旋する手配師に言われると狼狽えてしまった。。
でも僕には後がない、自分で無くしたんだ。
10万ちょっとの貯金で高知を飛び出した。
さらにこの後旅するところはすでに決まっている。
その費用を稼ぐ事も含めて最低10万円はためなきゃ帰れない。(記事題名の由来です。wオイコマレテマス!!)
これからの予定や過去の旅の話なども交えて西成に来た経緯を話した。
そして、それでもやります...!!と答えた。
よく言ったわし😭
ここで正式?wに飯場へ行くことが決まった。
それではいよいよ飯場へ!!と思ったが夕方まで事務所で待機して現場に会社の人を迎えに行ってから帰らなければならないらしい。
それまでひたすら待つ。かと思ったのだが予想外の事が、。
現場での作業着を買いに行こう!とaさん。
会社のお金で買うから気にするな!とのこと。
近くの古着屋で動きやすそうな服を2着買ってもらった。
その足で西成の立ち飲み屋をご馳走してくれることになった。(普通だったら有り得ない、有り得るわけがないwww)
目的の店に着くまで
『昔はここに立ちんぼが立っててな、話しかけたらシャブがそこのコインロッカーの中に入ってるねん。お金と鍵を交換する。そうやって取引してた。もっと言ったら今じゃ考えられんけど昔は叩き売りに出されてたでw』
等々歩きながら大分ディープな話しを聞かせてもらったり、飲みながらも色々な話しをした。
しかしそんなことはどうでもよくなる程(めちゃめちゃ大事やったし、有り難かった。ガチで!)串カツが美味かった😂
銀次、やまき、成屋、その他にもたくさんあるが西成の立ち飲み屋は本当に美味いし安かった!
ご馳走様でした♪
aさんから一言。
なんやかんやあってaさんに昼から飲みに連れて行ってもらい色々話したのだがその中で特に印象に残った一言があった。
本当にどうしようもない理由以外でよ?
もし僕のようにこの街に興味があって覚悟があって日雇い労働や飯場を経験したい人がいるとしたら、この記事を読んでくれていたとしたらぜひ覚えてもらいたい。
『ここで働いてる人間と自分ら(僕)とは住んでる次元が違う。』
もしかしたら西成の事知ってたりとか関西の人でなんとなく分かる人やったらこんな事を言うこともあるかもしれない。
やけど実際飯場で暮らしているaさんの言葉は重みが違かった。
意味も違うし本当に働く前だとしたらこちらの捉え方もより深くなる。
飯場に入ったら食いっぱぐれることはないし衣食住は揃う。だから事情があって来たにせよその暮らしから抜け出せん人が多いらしい。
気づかないうちに沼にハマっていってしまう。。興味本位で働き始めたのに抜け出せなくなったりするかもしれない。
だから一線を引いて働く事はすごく大事な事だと思う。
現在西成にいる頭おかしいおっちゃんたちもその日暮らしで働いてる人たちも元々この生活をしていた訳ではない。
尋常でない理由で飯場に入っている人は多い。過去を知っているわけではないがaさんにも何か事情があり現在の仕事に就いたのだと思う。
あえてこんな言い方をするがそっち側のaさんがこっち側の僕に対して言ってくれた事がすごく印象的だった。
これから実働10日契約、約1ヶ月間飯場に入るが現場に出て働く中でこの言葉に助けられる事は多いのではないだろうか。
馬鹿にしているわけではない。1ヶ月という短い期間、もっと言えば続くかすらもわからないが僕が腐らずにいい経験としてこの西成、飯場生活を終える助けになると強く思った。
そしてついに飯場へ。
aさんとそんな話しもしつつ気づいたら日が傾き始めた。
飯場は西成ではなく郊外にあるためちょっと車で走らなければならない。
終業時間に間に合うよう早めに事務所を出て市内観光してもらった後に向かった。
どんな世界が待っているのだろうか、緊張しながらついに未知の世界"飯場"に到着した。
2月11日21時30分
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