今週の気になる馬(1/8 シンザン記念、ポルックスSほか)
シンザン記念
ライトクオンタム
クファシル同様に新馬を逃げ切っていて、人気を分け合ってるなぁ・・・
と思い、両馬のデビュー戦を見比べたが、
きちっと展開を作っている点、終いに余力を残している点で、
こちらのパフォーマンスが上に見える。
ペースセッティングがその名の通り、自力でハイペースを作り出しそうで、
その対応という点でも軍配が上がる。
とはいえクファシル側も、モーリス産駒特有の急成長が怖い。
もうちょっと後になるかもしれないけど。
ちなみに、シンザン記念を無敗で勝った馬って少ないなぁ・・・
と思ったら、ヴァルディゼールがいた。
ポルックスステークス
ウィリアムバローズ
前走みやこSの大敗がなければ、単勝2倍台でもおかしくなさそうな馬。
それも後続につつかれて息が入らず、度外視可能とみた。
加減速の多いラップよりは、ワンペースで走れた方がよさそう。
絡んできそうな馬不在で、自分の走りができるチャンスは前回以上。
ニューモニュメントはジュライSでジュンライトボルトを破っており、
こちらも要注意。
馬名が気になる馬
カリュウ(中山8R)
馬名意味を見て、最初何が起きているのか目を疑った。
わずか1行の文章をここまで冷静に読んだのは久しぶりだ。
つまるところ「驊騮(骅骝)」なんだそうな。
宋の時代、あの王安石の詩にも詠われる、赤みがかった栗毛の名馬だった。
(この競走馬カリュウは鹿毛だが)
馬名意味で、日本語にない文字を表記するとこうなるんだな・・・
しかしアジアエクスプレス産駒なので、結構良い連想だと思う。
馬名登録を担当したJRAの職員も、字体・表記法に頭を悩ませただろう。
その苦労が報われるような活躍を期待したい。
ガリレイ(中京12R)
あっさりした馬名で少数精鋭、カナヤマHDの所有馬。
大種牡馬ガリレオの血は引いていない。