制作日記：最近の鉛筆画
今年から鉛筆画を制作。一番手にしている時間が長いはずなのに、どうして今まで制作しなかったのか不思議に思う。ペン画を描いている時も【やわらかい線が描きたい】と思っていたが理想の様にはいかなかった。でも、ペン画での経験が生かせているなとも振り返ります。
振り返って思うに「気持ちの変化が大きいのでは？」という結論にいきつく。描きたいものが少しずつ変化してきてそこに鉛筆がしっくり来たのが今年なのだろうな・・
同じイメージの絵でも、画材と気持ちの変化で変わっていくなと実感。深淵に落ちていく流木も光が差して何か希望が見えたりもする。
枯れるだけだった倒木も変化の兆し。
自然と人を合わせて描くのでどうしても裸婦になりがち。センシティブ（繊細な）表現になってしまう為、最近は見せ方も悩んでしまうが、まず頭に浮かんだものを大事に描く事をしていきたいと思っています。
「深い呼吸」２０２４年/２３７×１６８㎜
「焔」２０２４年/２３７×１６８㎜
「蝶のトルソ ②」２０２４年/１５０×１００㎜
木を見て気持ちを同調させる事は今でも変わりないが、死生観だけではなく、現在の生きている力【生命力】なども描いてみようと思っている。
６月のは幻想がテーマの展示に参加するので、そこで発表できたらと思っています。いいなと思ったら応援しよう！
