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さんずいに○と書いて

昔。小学生くらいの頃。

オリジナルの文字を作ることにハマったことがありました。

例えば、さんずいに円と書いて(そんな字はない…ハズ…)

ビー玉、と読む、みたいな。

綺麗な水色のビー玉が宝ものだったんですね。

何故かとても満足した出来映えだったので、そういう字を小さなホワイトボードに書いて、しばらく部屋に飾っておいたんです(笑)

そしたら、親に

「この字は間違っている」

と言われたんです。

まぁ、そうですよね。そんな漢字は国語辞典のどこにも載っていませんから(たぶん)。

でも、その言葉にものすごく反発したんですね。

「これは、漢字ではないから、間違っていない」

なんじゃそりゃ。と。親は思うわけです。

でも、私としては、

自分は、日本語としてこの字が存在しないことを知っている。だがしかし、これは、造語なのだ。自分にとって美しいものを表現した一番のものだ、と。別に学校のテストの回答用紙に書いた訳ではなく、ただの、表現として自分の部屋に飾っただけなのだから、放っておいておくれ、と、そう思ったのです。


でも、本当は、この面白い遊びや感覚を共有出来たら嬉しかったんですよね、きっと。


なんだか元気が出ない日は、そんな昔を思い出して。

幸せになる表現と表現することを喜ぶ小さな自分のカケラを探しにいかねば、と思うのでした。

その先に誰かと繋がる感覚があることをほんのちょっぴり夢見たりするのです。

素敵な1日を✨





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ふに
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