わたしが文章を書くときに気をつけていること
『好きこそものの上手なれ』ということわざがあります。
好きなことであれば熱意を持って取り組めるので自ずと上達も早くなる、ということを意味した言葉です。
私にとっての『好き』は、文章を書くことです。 わたしが文章を書くことを好きになったのがいつからかは覚えてないのですが、きっかけは間違いなく子供のころから書く文章を褒められていたからです。
運動も勉強も苦手で無個性だった私が唯一、ほかの子より頑張れたことが書くことでした。
とは言っても書くより読む機会が多かった私としては、努力したというより、いつの間にか身についた能力という感覚なのですが。
それで大仰なタイトルを付けながらも、自分自身が分かりやすい文章を書いているという自覚を持っているというよりも、そう言っていただくことが多いということだけ先にお伝えしておきたいと思います。
そういった中で自分の文章を読み返していると、『もしかしたらこれで、多少読みやすくなっているのかな?』と思ったポイントが1つあったので言語化の練習を兼ねてnoteを書かせていただきました。
さて、わかりやすく読みやすい文章を書いていくにあたって、様々なコツがあることはよく知られています。
漢字とひらがなのバランスや、デジタル機器で読むことを前提としているなら行間を開けること等がありますね。
そのあたりは感覚の要素が大きいのかなぁと思うので、たくさん文字を読むことで少しずつ良い塩梅がわかってくるのだと思います。
こうやって書いている私も、コツはまだつかめてないです。特に漢字とひらがなのバランスって難しいですよね。日々勉強です。
さて、そろそろ本題を書いていこうと思います。
私が文章を書くうえで気をつけているポイント。それは、
できるだけ誰にとってもわかりやすい言葉を使うことです。
『なんだ、当たり前じゃないか』と思われたのではないでしょうか?でも、これが大切だと私は思います。
難しいことを難しい言葉で説明することは、多くのことはインターネットで調べればできます。それは、理解していなくてもコピペでできてしまうからです。
ただ、同じ内容でも分かりやすい言葉で伝えることは、伝えたい内容をある程度理解していなければできません。調べた言葉をそのまま使うことはできないからです。
難しいことを簡単な表現の組み合わせで伝えることは、ある意味リスクが発生することです。間違った理解は、間違った文章と結論に繋がりかねません。
わかりやすい文章を書きたいのであれば、書きたいことへの理解を深めるしかありません。
また、書き手というのは自分の気に入っている言葉や表現を無意識で多用する傾向があります。
私は、問題提起しておいて後でフォローを入れたりして受け入れてもらおうとする所が自分の癖だと認識しています。
人に受け入れてもらいたいという子供の頃からの思考の癖が現れているんですね。攻めた文章を書けない一因になっていて困ったものです。
私の悩みは一旦脇において、無意識のうちに出てくる文章の癖についての話に戻りましょう。
それが読み手にとって理解しやすいものであれば良いのですが、そうでなければ理解しにくい文章を量産することになりかねません。
それで、1番良いのは身近な人に読んでもらい、分かりにくい部分がないかをチェックしてもらうことだと私は考えています。
もちろん、noteやブログの記事を読ませるのはちょっと…と思う方もおられるかもしれません。私も、noteは見せたことはないですが、他に書くことがある原稿は読んでもらって、難しい部分や分かりにくい部分がないかを兄や親に見てもらっています。
学生さんであれば国語の課題、社会人であれば仕事で後輩に教えるための表現の練習、また新しく学んだことを理解できているかチェックしているという感じで自分の文章が本当に分かりやすいのか、素直な意見を聞ける身近な人に聞いてみることができるかもしれません。
もちろんnote等で知り合った方でも良いとは思うのですが、関係性によっては気を遣われる可能性も高いでしょう。
自分は対等な関係で付き合っているつもりでも、相手もそうだとは限らないからです。できればリアルで知っている、気の置けない人に自分の文章の定期検診をしてもらうのが良いでしょう。
今回は、私は文章を書くうえで、誰にとっても分かりやすい言葉であるかを意識しているという点を書かせていただきました。
このnoteの文章で分かりにくい所があったら、是非おしえてください。
私も、もっと成長したいのでよろしくお願いいたします。
今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。それでは、また。