#15 / 京都でKUA通信の卒展を見てきた
京都芸術大学通信学部でグラフィックデザインを学ぶ、とある社会人学生の記録。
卒業おめでとうございます
まずは、先輩方ご卒業おめでとうございます!
先週3/16 (土)は、KUA通信部の卒業式でした。当日はライブ配信もされたのでzoomで様子を拝見しました。いや〜すごい人数ですね。通信は卒業率は通学部に比べ低いとは言われますが、確実に卒業される方はいるのだなぁと実感しました。
自分も後に続けるのだろうか・・笑(今はまだ未知の世界)
日帰りで京都へ
京都のキャンパスでは、3/10(日)〜3/17(日)の1週間、通信の卒業・修了制作展が行われました。同時に、3/10(日)〜3/31(日)まではweb上での制作展も行われています。私は、当初こちらのweb展を閲覧するのみで、京都へ行くことは考えていませんでした。が、急遽気が変わり・・現地へ見に行く事にしました。
(観光以外で京都を訪れるのは初めてだー)
今回のnoteでは、その際の所感をつづっています。
なぜ気が変わったか
1つは、やはり実物の作品を見たかったこと
以前もnoteに書きましたが、グラフィックデザインコースは、今後2年をかけて完全オンラインカリキュラム(手のひら芸大)に移行するので、それに伴い、卒業制作の実物展示がなくなるそうなのです。そのため、作品が一堂に会し、見られる機会は貴重だと思い直したからです。自分の制作の際に参考にしたくても、今回を逃すと作品展示の機会はもうあと2回のみとなります。
2つ目は、最終形はモノ作りだと感じたから
web上でも作品は見れますが、やはり実物(モノ)を見るのとは違う体験だということ。普段、授業の課題などは、データ上で要は脳内で完結してしまうような感覚を抱くことが多いのですが、それは違うなと。最終的には形のあるモノを作っていることを忘れがちになっているなと、再認識したからです。
3つ目は、まだ京都のキャンパスに行ったことがなかったから
私は昨年の春に入学してからずっと、この一年学習していてもなんとなく大学の実感が持てなかったのです。まぁ、通信なので受験もないし、入学式にも行ってないし、授業はオンライン中心だし、当然と言えば当然の感覚かもしれません。というわけで卒展をみるタイミングで大学を実際訪れるのも、よい刺激や理解につながるかもしれないと思いました。
初キャンパスの感想
瓜生山ってこういう感じなのかぁ〜キャンパスは立派でした。山の起伏に沿った立体的な校舎で面白かった。HPや映像でよく見たパルテノン神殿の大階段も(笑)大袈裟に言えば、大学実在してたんだ〜て感じです(笑)ようやく実感が持てました。今回、思い切って行ってみて本当に良かったです。大学の実感が持てないモヤモヤが払拭されました。これでもう、思い残す事はありません(笑)
もし、私と同じようにKUA入学したけど、まだ行けてないという方がいましたら、やはり早いうちに実際足を運ぶのがオススメです、と言いたいです。
卒展を見て
在籍するデザイン科を中心に、他の学科・コースを含め、一通り見ました。
グラフィックデザインコースの卒制審査(発表)はzoomでも見ていたので、その時の作品の実物を見られたのが嬉しかったです。ディスプレイも凝っていたり、最後の最後までやり切る姿勢はもう尊敬してしまいます。たまたま居合わせた卒業生(制作者)に少しお話を伺えたりしたので良い機会になりました。(もっと色々話を聞きたかったなぁ。横もそうだけど、縦の交流も持ちづらいのが通信・・)積極的に制作に取り組んでいた方は、SNSでも色々と発信してる方が多そうなので、後でのぞかせてもらお〜と思ってます。
まとめ
個人的な感想としては、やはり “作品は実物を見るに限る!" です。
ほんとに色々な作品や取り組みを見られて面白かった。それと同時に、卒制はこれまでの課題のようにはいかないし、中途半端にはできないなー、これは大変だぞーという危機感も持ちました・・・
日帰りのため半日という駆け足になってしまいましたが、卒展を見て何より圧倒的に感じたのは、モノを作る人、生み出す人はすごい!ということ。
クリエイティブになっていくこと・・・みんなが、国民全体がこうだったらいいのにと、KUA姉妹校東北芸術工科大学学長中山ダイスケさんの卒業式の祝辞にあった言葉を身をもって感じたのでした。
ここまでお読み頂きありがとうございました
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