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新しい学校のリーダーズのコンビについてあれこれ考える。

みんな大好きシンメを語ろうの会をしたい。

そもそも<シンメ>とは?
左右対称を意味するシンメトリーの略で、立ち位置が正反対となる二人のこと。パフォーマンスやステージ上での立ち位置だけでなく、二人の絆だったり関係性についても指します。

ベタベタ一緒にいるのがシンメでしょ?と思っているそこの貴方。ノーノー。シンメ=仲が良いではない。決して仲の良さは比例しません。

元々はジャニオタ生まれの用語だが今では色々な界隈でよく耳にするシンメ。
有名なところでいうとキンキはシンメのトップで辻加護はシンメの原点だけど今となってはどこのグループにも代表シンメが存在する。

同じような意味合いで使われているのが<ケミ>。
ケミは"調和している" "相性がいい"といった意味のケミストリーからきている。こちらは韓国発祥の用語です。
K-POP界隈ではよく「ケミカップル」「推しケミ」だとか使われている。(マジでオタクって世界共通。)


例にも漏れず、私はコンビやシンメが大好きだ。
新しい界隈に足を踏み入れるときも、さぁここにはどんなコンビがあるんだい?から始まる。
自分が推しと接触するよりもメンバー同士の絡みを見ていたいし、コンビの尊エピソードをつまみにハイボールを流し込む女だ。

新しい学校のリーダーズを知り、始めて「スズカノン」という文字を見たときは、これは….!!!!とコンビ厨を唸らせた。


SUZUKA × KANON

・通称スズカノン
・ファンの中で人気のコンビ
・絡みが多い
・シンクロ率が高い
・距離感がバグ

シンメの関係性を「背中合わせ」「向かい合わせ」「横並び」で分けると、スズカノンは「向かい合わせ」。
お互いが相手を見ている→→→  ←←←といった構図。

心と心で繋がっているのでこちらが入る隙無し。精神的な結び付きの強さを感じる。
カノンがスズカに向けるドデカ愛とそれを満更でもなく受け止めるスズカ。世の中の"尊い"をかき集めましたみたいな関係性がこの二人です。

色素が薄いすっきり顔で自由奔放な性格のスズカと、はっきりとした顔立ちでゲラでしっかり者のカノン。
眼鏡ショート×ワンレンロングといった見た目が百合のような雰囲気。

カノンちゃんは〈 好きな女の子のタイプ 〉に「元気いっぱいで笑わせてくれる人」と答えている。スズカじゃん・・・。
突然ですが占ってもいいですか?の番組では好きなタイプを「薄い顔」と答えている。スズカじゃん・・・。
そしてスズカ自らが「濃い顔よりは薄い顔やろ?」と聞いている。誘導尋問も甚だしい。


スズカノンは初代ふたりはプリキュアです。
(以下、公式のキャラクター紹介文を引用)

なぎさ(スズカ): 明るく無鉄砲で勉強は嫌いだけどスポーツ万能で女の子の憧れの的。ボーイッシュな雰囲気だけど本当はすてきな恋愛を夢見ていたりと女の子っぽいところもあるが、周囲はそれをあまり感じとっていない。

ほのか(カノン): お嬢様育ちで性格はおっとりしているが天然ボケなところがある。物腰は柔らかいが間違っていることには黙っていられない。成績はいつもトップ。

「SUZUKAとKANONの関係は漫画の世界のよう」といったファンのツイートを見かけたことがあるけど、ほんとうにそう。
まるで少女漫画やアニメの世界を生きてるようなスズカノン。嘘のような神設定だがリアルに存在している。ノンフィクション。


RIN × KANON

・親友
・プライベートで仲が良い
・双子
・真面目な二人
・お互いの第一印象は20歳(当時12歳)


この二人は「横並び」の関係性。共通点が多く同じ方向を見ている。まさに双子。青春の具現化。
スズカノンが腕を組んでいるとしたら、この二人は肩を組んで歩んでいるイメージ。

新しい学校のリーダーズの楽曲にカノンとリンがボーカルの「zzz」という曲がある。
授業中睡魔と覚醒の境界を彷徨う曲なのだけど、睡魔に負けていくようなゆったりとした心地の良い曲調と雰囲気がカノンとリンにぴったり。
寝る前にzzz聴くと良質な睡眠がとれるのでおすすめ。

お互い人見知りで、最初の会話が「今学校の授業何やってる?」というその先広がりもない会話を電車の中で1時間半する。真面目が出てて可愛い。
この二人はたとえリーダーズとして出逢っていなくても同じクラスであったら初期の段階で仲良くなっていそうだし、リーダーズがバラバラになっても(そんなことは絶対にあってはならない)ずっと仲が良さそう。
タピオカ買ってあげたくなる。



MIZYU × SUZUKA

・通称スズミヂュ、スヂュ
・グループで狂っている組
・ここも距離が近い
・体格差が良い
・スズカがミヂュに甘い
・どちらからのファンは二人セットで推すことが多い印象


相性の良さが伝わってくる。まさにケミだね。ケミカプだね。

身長差がある二人が目を合わせるとミヂュが上目遣いになりスズカが伏し目になるのがたまらない。
スズカがよくミヂュを愛おしそうに見ている。気が狂いそうになるのでやめてほしい。
そしてスズカはよくミヂュの髪を触るけど、相手の髪を触る心理は「好意を抱いている」だよ。

上記でわかる通りこちらのコンビはスズカの愛が重い。
主は→→→→→  ←のような片方の愛が重い一方通行コンビを好きになる傾向にあるので、このコンビはDNAが抵抗できないレベルで好き。

この二人でやっているドコモCMのパロディが仰げば尊死。これ見てドコモに切り替えようかと思った。
これを見ての影響か、この二人を見ると頭の中でエモソングが流れるようになってしまった。

最後の「友達でいよ、ミヂュ」のスズカで爆泣き。





KANON × MIZYU

・可愛いオブ可愛い
・二人とも端正な顔立ちなので目の保養になる
・しっかり者同士
・ユニゾンが多い
・パフォーマンス面で対角線になりがち

可愛い。とにかく可愛い。竹内まりやのPlastic Loveをカバーしている二人が、おさげ髪で白シャツに蝶ネクタイを付けていて、総じて可愛い・・・。


ダンスのフォーメーションで対になることが多いカノンとミヂュ。
立ち位置が左右対称という意味では、個人的に一番シンメっぽいと思うのがこの二人。

そしてユニゾンが多く、二人の声が重なると透明感のある聴いていてなんとも心地の良いクリスタルボイスが生まれる。
声質が似ている二人だけど、踊るとなるとまた別である。
カノンはジャズが得意なだけありしなやかで動と静がはっきりとしているような感じ。ミヂュはどちらかというとパワフルで重量感がある。(オタクはこういうところにもシンメを感じてしまうよね・・・)

一人で行けばいいものを一緒にトイレに行くしね。女の連れションは理解できないけどこの二人だから良いみたいなところある。どこまでも一緒に居て欲しい。



RIN × SUZUKA

・通称スズリン
・主が推しているコンビ
・絡み少なめ
・透明ボーイという曲にスズリンタイムというエモみの極みタイムがある

互いに尊敬し合い強い絆で結ばれていることは大前提として、スズリンはお互いが←←←  →→→となっている。
「背中合わせ」「向かい合わせ」「横並び」でいうとまさに「背中合わせ」タイプですね。
交じり合うことが少なく、なんとなく物々しい。

背中合わせタイプで多いのが「ライバル関係」だけど、スズリンはそれとはまた少し違う。
オタクはよく推しコンビに、熟年夫婦、付き合いたてのカップル、片思いコンビなどと言うが、それでいうとスズリンは「会話は少ないが夫婦円満」のような関係である。

この二人は、スズカノンとはまた違った意味で対照的である。
スズカノンはどちらかというとビジュアルやキャラクターが正反対なので萌える。スズリンは性格や思考が真逆なのです。
スズカを全肯定し包み込むカノンちゃんとは違い、リンちゃんは危なっかしいスズカにガチトーンで注意したりツッコむ。
糖度が高いスズカノンとは反対に、スズリンは塩。塩気が凄い。

幼少期から人前に立つことが好きで殺伐とした雰囲気のオーディションでも自由にのびのびとし、グループでもステージ上でリードを切っていくスズカと、
元々人見知りで前に出て言葉にすることが不得意と感じている中、個性的なグループの中で "暖かい存在" という立ち位置を確立したリンちゃん。
いわゆるこの二人は典型的な天才型と努力型です。

そもそもシンメはタイプが真逆であることが多い。(太陽と月、炎と水、隠と陽 みたいなのがオタク大好き)
互いに無いものを持っていて補い合う存在がスズリンである。
例えばスズカは、先頭を切って発言をして進行役もミヂュの次に多いが、真っすぐに伝えてくれるスズカにも言葉足らずだったり語彙がバグっているときがある。そんなときに「~ってことだよね。」とスズカの伝えたいことをそっと代弁してくれるのがリンちゃん。
(これは逆も然りで他のメンバーが言葉を詰まらせたときにスズカがフォローに入る場面もよく見かける。ナイスチームワーク。)

3:40〜からがまさになの↓


こういった "足りないところを補い合う" といった意味ではスズリンはシンメなのかもしれない。

程よい距離感で、口には出さずとも信頼し合っている関係性。リーダーズとしてではなく違う世界線として出会っていたら絶対に仲良くなってなさそうなところが好き。
新しい学校のリーダーズだからこそ必然的にピタッとハマる関係性なのもエモーショナル!

この二人、昔のコンテンツを見ていると、今より絡みが多い。
スズカがリンちゃんに対してウザい程にちょっかいを出している。そしてされるがままのリン。(解釈一致すぎ)
それが今でも変わらずに感じる瞬間があって、バスケ部に入ってみたいと言うリンちゃんに対して「あんた運動神経ばりくそ悪いやん」と毒を吐くスズカとか。
ツンデレや拗らせではなく素でこれが繰り広げられている。
刺激を欲している「完全なる背中合わせシンメ」が好きな人にスズリンをお勧めしたい。

なんか、こういう小さな絡みでスズリンの関係性を感じて嬉しくなる。
スズリンの尊エピソードをかき集めて小さな箱か何かに詰めてお守りとして持ち歩きたいな・・・

とりあえず見てよ⇩


スズカノンが"ふたりがプリキュア"であればスズリンはキキララです。

キキ(スズカ): 好奇心旺盛。ちょっぴりあわてんぼうでいたずら好き

ララ(リン): 怖がりでちょっぴり泣き虫

サンリオ公式


私は絡みが多い二人だけがシンメではないと思っている。スズリンは絡みが少ないからこそ、目を合わせたり、笑い合っている場面に直面したときの喜びが膨大。

対照的であるほどお互いの魅力が引き立つと思っているので、スタッフは二人を隣にさせて欲しい。リンをスズカのオタクにさせたGalaxyがナイスだった。Galaxyに乗り換えようかと思った。
どう考えても企画チームにオタク心がわかる解釈天才の人材がいる。この企画者が社内であり得ないほど評価されボーナスをたんまり貰って大出世しますように!

そしてスズカがリンちゃんに対してぼそっと「...リンちゃん可愛い」と呟いてるコンテンツがあるの・・・それがどこで見たものなのかさっっっっっぱり思い出せない・・・
これを思い出す度に死ぬ気で探してるけど一生見つからないので私の幻覚かも。


グループによっては割と複雑な三角関係や四角関係などが繰り広げられがちである。(もうここまでくると昼ドラだな。)
リーダーズにはそれがない。ほんと〜〜〜〜に平和。平和オブ平和。昼ドラではなく朝ドラ。四人が四人を好き。

1グループに1組はあるライバルコンビもリーダーズにはない。
「個人で輝いていくというより4人あってこその自分」と言うリーダーズは、4人で1セットのためメンバーに対してライバルという概念がないのだろう。
喧嘩も無いってマジか?思春期の女子4人が集まれば喧嘩勃発じゃない?髪の掴み合いじゃない?(韓ドラの見過ぎ)
リーダーズにはプライドがぶつかったり邪念が生まれたりが無いのです・・・

この4人じゃないとだめなの。愛だよ。奇跡だよ。奇跡すぎてお話にならない。
仲が良いグループは沢山見てきたけど、こんなにもメンバー愛に溢れていて全員の心がしっかりと均等に同じグループは初めてかもしれない。

リーダーズは3日メンバーに会わないだけで心配になるらしいけど(どんだけ?)それは決して執着や依存ではなくそれぞれのプライベートの時間も大切にしているのが良い関係だよね!

マイベストコンビのスズリンだけ分量バグってるけど、このグループはどのコンビも好きです。
俺はこのシンメが好きだよ!とか、ここのコンビにはこんなエピソードがあるよ!なんかがあれば教えてください!

今後もハートフルな4人を見守りたいと思います。

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