私の頭の中の漫画。
こんにちわ
漫画が本棚に入らなくなりがちでお馴染みの者です。
友人にこのタグを紹介されてめっちゃやりたくなったので、やったろうと思った所存です。
選出する中でジャンプ漫画は今回は除外させて頂きました。自分の中でONE PIECEやNARUTOにBLEACH等はなんかもう義務教育的な位置にあるので、今回は私が只々好きな作品を選ばせて頂きました。ジャンプ作品めっちゃ好きだけどね!!ONE PIECEとか今めちゃくちゃ熱いし、単行本派なのに先が気になり過ぎてネタバレ記事とか読んだりしちゃうし!!
そんなわけでお手柔らかに、対よろです。
3月のライオン/羽海野チカ
神木隆之介君が実写映画したり、シャフトでアニメ化されてNHKで放送されていたりとメディア展開が結構されてるから、好きな人も多いと思われる。
15歳でプロ棋士となった桐山零の物語。将棋とか興味ないとかルールわかんないとかで読んでない人は是非読んで欲しい。これは将棋のお話じゃなくて桐山零のお話なので、生きるために将棋を指すしかなかった少年が東京の下町に住む三姉妹に出会い、徐々に冷たく寂しかった彼の世界が温かく優しい世界に変わっていく様子は読んでる側も心が温かくなること間違いなし。
羽海野チカさんの繊細な心理描写とスーパー美麗なイラストにあなたも虜に!?アニメもオススメ
ちなみに私が一番好きなところは5巻Chapter52.53「てんとう虫の木」の一連の話。私も救われた。
THE IDOLM@STER
原作:NBGI,PROJECT iM@S
脚本:高橋龍也 漫画:まな
アイマスですよ!アイマス!!
これは正直アニメを見てからじゃないと多分あんまり楽しめないと思う。けど、どうしても入れたかった。だってめっちゃ良いから。
知らない人に軽い説明をするとアイドルマスターというのはアイドルの女の子達をプロデューサーとなってプロデュース(育成)していくゲーム。または幸福の意。
この漫画はアニメ化したものをコミカライズしていている形の漫画である。けれど、ただのコミカライズ作品ではないのだ。
大体のコミカライズ作品はアニメでの話を紙媒体に落とし込んだ形式だが、これはアニメ14話以降の765プロダクションのアイドル達の遊んでいる姿や仕事をしている姿、はたまた学校での姿が、物語の補完やアイドル達の更なる掘り下げとして描かれている。
正直、顧客が求めてるものを100理解している漫画と言ってもいいと思ってる。まあアイドルマスターのアニメを観ることから始まるので、もしアニメを見たならマジでオススメ。アニメめっちゃ面白いよ。
担当は我那覇響。
よつばと!/あずまきよひこ
2ちゃんの漫画オススメスレや本棚画像に確実に名前が挙がる漫画。5歳の女の子「よつば」と「とーちゃん」の日常系コメディ。
なんて言えば良いんだろう。めちゃくちゃ面白い。の言葉しか出てこねえ、、、
正直コメディ系はこれさえあれば余生は幸せに暮らせるレベル。
「無人島に1つだけ持ってくとしたら?」の答えも「よつばと!」でOK。
何度も読み返せて、何度も爆笑も出来るし、ほんわかする。
多分だけど読む合法ドラッグ。YTBT。
よつばが夜目覚めて暗い家の中を歩く話が子供の頃の得体の知れない夜への恐怖でトイレ行くのも階段を降りるのも怖かったのを思い出して懐かしくなった。
いつから夜に慣れたんだろうね。そんなノスタルジーな気分にもさせてくれる良作。
H2/あだち充
タッチでお馴染みあだち充先生の野球漫画。
あだち充先生の作品が昔から好きで、その中でも一番好きな作品。タッチよりも恋愛要素が強めで、少し大人な感じがする。
その場の空気感や雰囲気の漫画への落とし込み方が半端ない。流石、あだち充先生って感じ☆
そして、なんといっても痺れる台詞回し、感動する構図や演出があらゆるところに散りばめられている。
主人公もライバルもヒロイン2人もお調子者も嫌われ者も校長先生も父も母もモブも全員が読者を痺れさせる。
野球知らないとかも本当に関係ないっす。これは野球漫画の皮を被った恋愛漫画なので。
I LOVE YOU ちがうか? 発音
それでも町は廻っている/石黒正数
もっと皆んな読んでほしい。作品の中での遊び心は今まで読んできた漫画の中で群を抜いてる。
東京の下町の商店街の女子高生・嵐山歩鳥の日常。ジャンルは全てと言っていい。コメディー、恋愛、サスペンス、ミステリー、ホラー、ヒューマンドラマ、SF、アクションなんでもあり。掲載の時系列もバラバラで振り回されっぱなし。
何気ない日常のコメディーと思ったらホラーだったり、ミステリーかと思ったらコメディーだったりと一度飲み込まれたらもうこの作品を好きになってる。
基本1話完結なので読みやすいし、次はどんな話なのかな?っていうワクワク感が堪らない。
「べちこ焼き」の回と漫画タイトルにもなっている「それでも町は廻っている」の回が好き。
「それでも町は廻っている」の回で死後の世界が登場した時に、自分の想像を超えたものを見て、破茶滅茶に感動をしたことを覚えてる本当にそうなのかもしれないと思った。決して派手な描き方じゃないのに読んだ時の衝撃は忘れられない。
アニメもやっているのでそっちもオススメ。
後、石黒正数先生の短編集「外天楼」も最高。
という5つの作品が多分、私を構成してるのだと思う。
子供の頃から漫画が好きで漫画を読んでいる時は自分もその漫画の世界の1人になった気分になった。お風呂や布団の中で自分がその漫画の中の登場人物の1人だと想像するのがとても好きだった。
今、生きてるこの漫画はこの先どんな物語になるのか楽しみだ。