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ぽみとぽちゃとバセちゃんについて

こんにちは、つのみです。

今回の記事では、私のイラストに出てくるオリジナルキャラクター「ぽみ」「ぽちゃ」「バセちゃん」についてご紹介したいと思います。

2023年5月25日世界甲状腺デーに描いたイラスト

ぽみ

甲状腺の形をモチーフにしたリボンを胸につけた小鳥です。

ぽみはもともと名前のない小鳥のキャラクターで、私がバセドウ病関連のイラストを描くときに自然に生まれていました。

自分のイラストにあまりにも登場するので、名前をつけてあげようということに。そこでふと思い浮かんだのが、かつて実家で飼っていたオカメインコの「ポミエ」でした。


オカメインコのポミエは甘えん坊でした

ポミエは体が弱くて、どこの病院に行っても原因がわからないまま数か月でお空に帰ってしまいました。

ポミエの悲しい思い出は家族の中でもタブーのような存在に。ポミエの名前を口にすることもなくなっていきました。

そんなポミエに「ぽみ」というかたちでもう一度、元気に飛び回ってもらうことはできないだろうか。

なぜかわからないけれど、あの黄色い小鳥に「ぽみ」と名付けたい、名付けなければいけない、そんな風に思うようになっていきました。

実家にも理由を話したところ、両親は快諾。

バセドウ病に関する情報発信を通して羽ばたかせてあげたい、という願いを込めて「ぽみ」が誕生したのでした。

命名したときに描いたイラスト

ぽちゃ

ハムスターの男の子で、ぽみと仲良しです。

「ぽちゃ」は結婚してから飼い始めたジャンガリアンハムスターの「ぽちゃこ」がもとになっています。

食べることが大好きなぽちゃこ

私が体調を崩して仕事を辞めてから飼い始めたぽちゃこ。ずっと私たち夫婦を支え続けてくれました。

ジャンガリアンハムスターにしては長生きの、2歳2か月の大往生でした。

食べることが大好きで、かぼちゃの種やにんじんが大好きでした。

「ぽちゃ」もイラストを描いている中で自然と生まれていて、気が付いたらぽみのあとをくっついてまわっているのでした。

バセちゃん

バセちゃんも自然とお絵描きしている中で生まれたキャラクターで、白くてまるっこい生き物に甲状腺をモチーフにしたリボンがのっかっています。

お絵描き帳の端っこに描いてあったバセちゃん

「バセドウ病」を擬人化したような存在で、名前の由来もここからきています。

バセちゃんは何匹もいて、リボンが1個だったり2個だったりします。

ふわふわと宙を浮くことができるようです。どうやって飛んでいるんだろう?

さいごに

ここまで書いていて気が付いたのですが、私の描くキャラクターは自然発生して、勝手に独り歩きしていくようです。

フォルダをあさっていたらこんなイラストも

思えば、幼少期からオリジナルのキャラクターをしょっちゅうお絵描きしていました。

私の頭の中のかたち無いものが、いつの間にかかたちをまとって、あちこちで楽しくわいわいしている。

それをながめて、ときおり紙の上に再現すると、もっともっと自由に動き回っていく。そのうちキャラクター同士が勝手に仲良くなったりしていく。それが楽しくて、お絵描きがどんどんたのしくなる。

体調を崩してからは、病気とちょっとでも仲良くなりたくて、病気を擬人化するようになりました。

つらいときほど、かなしいときほど、へんてこな絵やキャラクターを描くことで、深刻になりすぎないようにしようと思うようになりました。

そうやって、日々のつらいことや負の感情が、燃料になって消化されていくのがひとつの救いになっているようにも感じます。

私の絵は趣味なので上手ではなくて、イラストと言うよりは「お絵描き」です。

でも、そんなお絵描きの時間が私は大好きです。

これからもぽみ・ぽちゃ・バセちゃんを通して、ちいさなあたたかさをお届けできたなら幸いです。


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