
楽しみにしていた映画をみた話
先日、大好きな映画監督の新作映画が公開されて、ウキウキで初日に観に行ってきました!ウェス・アンダーソン監督『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』です。
物語の舞台はフランスの架空の街にある「フレンチ・ディスパッチ」誌の編集部。米国新聞社の支社が発行する雑誌で、アメリカ生まれの名物編集長が集めた一癖も二癖もある才能豊かな記者たちが活躍している。
ー中略ー
ところが、編集長が仕事中に心臓まひで急死、「フレンチ・ディスパッチ」は彼の遺言によって廃刊を迎えることになる。
果たして、何が飛び出すかわからない、編集長の追悼号にして最終号の、思いがけないほどおかしく、思いがけないほど泣けるその全貌とは?
ウェス監督の作品は今作で10作目ということですが、『天才マックスの世界』や『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』、前作『犬が島』が特にとっても好きで何度も観ています。(『グランド・ブダペスト・ホテル』も好きです♡)
独特の世界観を作り上げている細部へのこだわりとユーモアのセンスが、いつも私のツボを刺激してくる本当に大好きな監督です。
ですので、最初に公開予定のトレーラーをみてから、今か今かと首をながくして待っていた訳です。
感想はとっても面白かったです!昨日、2回目も観に行きました!
情報量がとても多いので、見逃してることなどあるかもと思って2回目を観ましたが、意外と自分ちゃんとみてたなぁと。
2回目は話の筋を追わなくていい分、映像がモノクロとカラーで切り替わるタイミングや音楽の使い方、役者さんの表情などに意識がいき、細部を楽しむことができました。
しかし、昨日は朝からけっこう眠く、字幕はあまり観ないでいたせいか心地よくなってきて、STORY 1 の好きなシーンが近づいて来くるにつれ、眠気がMAXになってしまい、ちょうど最高にいいシーンでほんのわずか(おそらく2秒ほど)目を閉じてしまい、目を開くとそのシーンは終わっていました。笑。
初日に観に行ったとき、近くの席から小さめのいびきが聞こえてきて、字幕が追えなくなりストーリーに入り込めなかったら、心地よくなって寝ちゃうのもわかると思ってましたが、まさか自分が寝てしまうとは!(正確にはほんの一瞬目を閉じただけですが!!!!)
とにかく、今回もなんども味わいたくなるような魅力的な映画でした。
以下のリンクは本編映像でyoutubeに上がっている好きなシーンです。
そしてこの先ネタバレ含みますので、知りたくない人は読まないでください〜!
STORY 1 確固たる名作の看守と囚人の絵描き、ここの二人の会話、とってもいい。
男が首を傾けながら天井をみていたら、それがキャンバスにみえてきた。
男は絵の道具をそろえなくてはと言う。
女:Would you want to paint? 「何を描くの?」
男:The future…….which is you. 「未来だ。君のことだよ。」
きゃーーーーーーーーー!!!!
熱い!
好きじゃないってきっぱり言われてるのに、お構いなし!
よかったところ、まだまだありますが、この辺で。
気になってる方、興味が湧いた方は是非大画面で観て頂きたいです。
にやにや笑ったり、ほろりときたりで最高でした♡