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痛みのこぶを下げる

この記事は「初めて作る謎の一人アドベントカレンダー」17日目の記事です。

タイトルの「痛みのこぶを下げる」という表現は私が考えたものではなく、JaSST四国'20にて「組込みCI研究WG」の方が自動化の導入にあたっては最初の導入しづらさをなるべく下げてあげることが大事だよ!(超意訳)とおっしゃっていて、それをもとにしています。

「痛みのこぶ」とは「物事を始める最初のハードル」のことです(意訳)

この「最初のハードルを下げる」ということは、自動化だけじゃなく他のことも大事だと思うのです。

「始める」ことを最優先にする

今「何をたとえに書くかな・・・」をちょっと迷っています。

選ぶのがめんどくさくなったので思いついた例を羅列します。


ケース1:テスト実行時における初めての不具合報告・質問

今までのテストケースや不具合報告履歴などがない、真っ白なテスト開始したてを想像してください。

最初「えっ不具合報告とかどういうフォーマットで書けばいいの?」となること必至です。

これをテスト管理者の人が「適当にいい感じに書いてちょ!」というと実行者にとって途端にハードルがあがります。

真っ白な紙に最初に書くのはハードルが高いのです。

どうしたらいいか?→記入例を作るか、まず管理者が一件お手本を登録して見本を作りましょう。

または書くのに悩まないフォーマットを作りましょう。


ケース2:アウトプットやブログを始める

全然実業務と関係ない話に飛びます。

アウトプットする時にこんなことを考えたことは無いでしょうか?

1.  書いていることが間違えていたらどうしよう・・
2.  表記ゆれ気になる・・
3. 文章おかしいのを人に見られるのはずかしい
4. どうせなら理路整然とした文を書きたい!

これらは全部「ブログを始めるときの痛みのこぶ」です。

書いてある内容がおかしくてもあとから直せます。

書いてある内容がおかしくても人は死にません。

(もしかして転職用とかに見て欲しいとかでブログでセルフブランディングしているとかだと別かもしれませんが)

書いた内容の間違い取り返しがつくのに対して、書きたい気持ちは時間が経つと減ります。書きたいときに書きましょう。

ただ、公開することが人の信用を貶めるような内容になることは留意するべきと思います。あと、公開してはいけない情報とかも。

これはこぶとは別で考慮しなければならないことです。

何事も難しく考えすぎない

何かを始めるとき「あれもしなければこれもしなければ…」とハードルを上げがちなことはないでしょうか。私はよくあります。

そんな状態に陥った時は「最低限を始めるのに必要なことは何か?」を考えて、あとのことは「本当に必要なのか?」を今一度考えます。欲張っていないかな、とか。

この記事を書いているとき、私は何となく思うことがあって「wacate」というテストなイベントの分科会オーナーをやるで!と血迷っているのですが(本当にできるかは19日のお楽しみ、、こわい、、)

勉強会や発表の類を何にもやったことがないので

スライドを作るには?勉強会をやるには?を必死にぐぐっています。

でも、ぶっちゃけこんな短い時間で未経験で完璧はできない。それだけはわかっているので始めることの最低限を模索しています。

始めることが、最優先と自分に言い聞かせながら・・・