JCSQE反省会
この記事は「書きたかった一人アドベントカレンダー、リキッドルームに」22日目の記事です。
今年はJSCQEの初級と中級を受けたので反省会をしてみようと思います。
受けた動機
自分の中の『品質』という言葉にまつわるモヤ感を払拭したかった
普段テストにしか関わっていないので『品質』に対する認識がふわふわしていたのをどうにかしたかったというのがあります。
今でもそんなに腹落ちしていないですが、多分JCSQE受ける前よりは「わかんねー」でもないです。
「形が分からない」からすこーし解像度を上げることができた印象です。
SQuBOKを読んで、品質の考え方の遷移の
「こうやって考えられてきたんだよ…こうやって変わっていって…常に可変なんだよ」は知ることができて良かったです(面白かった)
初級の反省
SQuBOKを隅から隅まで読みこめなかったことです。
2章後半と3章は読み込みが甘かったかと。単語を詰め込んだ印象があります。
中級の反省
視点のエミュレートが甘かったことに尽きます。
JSTQBがテストのための総合格闘技戦だとすると、JSCQEって品質の総合格闘技みたいなところがあって、品証、運用、保守、開発、全部の視点を持って品質を上げることに臨まなければいけない。
記述問題にもろにそんな点が出てくるので、わかったふりをすると「(;^ω^)…言葉にできない」になります。なりました。
・様々なロールの視点で考えること
・そのロールで取りうる手段を考えること
・その考えを「言葉」にすること
この3つを次回は頑張らねばと思います。
基礎知識もボロボロだったので読み込みももう少し頑張りたいです。
受験したときの目的は果たせたのか?
『品質』という言葉に対する印象はそこまでフワフワした感じではなくなったので、その意味では目的は果たせているとは思います。
SQuBOKを読むと、テスト以外の様々な視点・方法で考えていく脳にシフトする感じがあります。
私は何度も書いている通り派遣テスターですので関わっているのはプロダクトの中でもごく一部の仕事です。
でも関わっている以上少しでも良くしたいというのは思ったりもします。
それを良くするのにその中の知識だけじゃ足りないこともあるので、自分の関わっている部分以外も知るようにしていく。
品質のプロと呼ばれるものになりたいんじゃなく、自分がいる場所で、自分が納得できる貢献ができるようにしていくための手段として「品質」を理解しておきたい。そんな感じです。