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自分の卑屈さにいやになる夜

友達の就寝先が決まった、という事実が自分の自信をあっという間に無くしてしまう。
何度もお祈りされて、お祈りされない企業も多くて自信喪失中の私のメンタルは崩壊した。

よかったね!行きたいところ行けてよかったねと口ではいうものの、心が狭く余裕がない自分は心から彼女を祝福できない。
そんな自分が嫌だ。
ずるいと思ってしまう、そんな自分が嫌だ。
もちろん彼女は、努力して、会社の人にアポをとり、面接練習やES添削をしてもらってた。それでも醜い嫉妬の感情が心を占めてしまった。

そんな自分が嫌で、将来のことが不安で、夜中の3時半になっても寝付けない。明日バイトあるのに。
そんな時はぐるぐる考えてしまう。
中学も高校もそうだった。わたしには楽な道はないのだと。最後の最後まで苦しまなくてはいけないのだと思い知る。
中学の時も、高校の時も、推薦を狙って、コツコツ勉強を続けていた。でも、努力が足りなくて、いつも推薦に及ばずだった。わたしはとても要領が悪く、時間がかかる。要領よく何事もらくらくこなせるように見える級友を見てうらやましくなって、自分の不甲斐なさに失望してしまう。

そうとは言っても、努力を重ねて、最終的には、わたしに最適な結果がついてくる。努力をすれば報われる環境にわたしはいるのだ。
それでも、羨ましい、ずるいと思ってしまう、最初は。どうにかこうにか考えをポジティブに変えようと試行錯誤して、どうにか飲み込む。

妹や恋人がすごいね、よかったねと心底嬉しそうにおめでとうを言っているのに、それにも腹が立ってしまって、私は、まだなのに、やってるのにと思う、最近は、私、努力続けれてないよな、サボり気味だったから、自分の行動が足りないのでは、なんて思いながらも、いいなあ、うまく行って羨ましいという感情が同時に生まれている、自分はとても都合がいいようにできている。なんてぐるぐる考えていたら、やっと寝れて、朝が来た。


結局私の場合は、どうにかこうにか試行錯誤をして、努力をし続けるしかないとポジティブに思う。私は、続けてこそ、結果がついてくるタイプの人間だと思う。とりあえず、今ずっとサボっていたESを書くことから積み上げていく必要があるし、今のところはこれから頑張るしかない、そう思えてよかった。

昨日言い聞かせていたことが本心になっている。努力が足りないし、最近サボり気味だったから。ずるいわけじゃないよ。っていうことを夜通し、自分に言い聞かせてよかった。とりあえず寝たら、ポジティブ寄りになれる、そんな自分、嫌いだけど、悪くはないかな。



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