わたし達はどこに向かうのか!?
人新世(人類が地球の地質や生態系に与えた影響に注目して提案されている、地質時代における現代を含む区分)
わたし達が生きて来た社会
そして、これからどんな時代を築いていくのか・・・!?
どこに向かっていくのか!?
そんなことをテーマに過ごした一週間
これまで、わたし達が生きていた文明の経済はいつも
自然の外にあると考えられ、
世界経済を主導する公的機関も、
生産や消費のために自然が使われたことによる生物圏への影響には
ずっと無関心だったように思います。
道路や建物などの「人工資本」、教育や健康などの「人的資本」を蓄積している間に、限りある自然の過剰利用の結果、環境を劣化させてきました。
持続可能な発展というのは、
我々が前の世代から受け継いだ資本と少なくとも
同等のものを次の世代に引き継ぐ、
未来に残していくということだと思いますが、
わたし達はこども達につなぐべき最大の財産を
壊し続けてきたように思います。
「人間の需要は自然の供給能力を超えてはならない」
当たり前のことです。
全てはそもそも自然からの頂き物なのですから。
自然は外のものではなく
わたし達と一体であるという感覚は
地球環境を守ろうとかいう
高らかなスローガンを上げるよりずっと
自然の中の暮らしの中から
その相互関係の中から
感じ育まれていくものだと思います。
命をいただき
日々遊ばせてもらっているフィールドで
大量に流れ着いた軽石を拾い
ガーデンへと生かそうという試みも
流れついたプラスチックごみを
拾うことも
人間が捨てたごみが自然環境に
どんな影響を与え、
それがまわりまわって
わたし達に影響することを知っていくことで
こども達の中に
海や川をきれいにしていこうという意識が芽生えていくのを感じます。
そうした、自然との相互関係を体験したこども達は
きっと安易にゴミを捨てることはないでしょうし、
「人間の需要は自然の供給能力を超えてはならない」という
当たり前のことが当たり前の感覚になるのではないかと思います。
こども達にそうした
話がどこまで届いているかなんてわからないけど
暮らしの中の学びは
非合理的で、非効率的で
一見意味のないあそびの中にこそあるものです。
暮らしの学校は
小さな暮らしから世界や社会を見て
そこにある自然から地球を感じ
日常とわたし達の営みがそこに直結していくことを
感じ学んでいくことも大切にしています。
★暮らしの学校
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