![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/150012920/rectangle_large_type_2_79cbf491f88dad49641207929eae192c.png?width=1200)
2024年7月22日で6周年を迎えました!
おかげさまで7月22日で6周年を迎えることができました。
tunaguでは日常使いのうつわを中心に取り扱いをしています。
いらっしゃるお客さまは、
新生活を始めるので必要になる。
これまでのうつわは飽きたので買い替えたい。
家族構成が変わるので必要になる。
今まで使っていたうつわが壊れたので新しいものが欲しい。
うつわが好きだからいろんなものを見たい。
などなど。
みなさんは、うつわを選ぶときはどんな風に選びますか?
たいていは、店に棚に飾ってあるものをみて選ぶのではないでしょうか。
自分が欲しいものがはっきりしている場合は簡単に選べますが
実際はよくわからなくて迷ってしまう。
まして、料理を盛り付けるとどんな感じになるかは想像がつきにくいです。
![](https://assets.st-note.com/img/1723264357023-ebJyMlYINl.jpg?width=1200)
お店を始めた最初のころは、ちょっとしゃれてみえるうつわの使い方をInstagramに投稿していました。
![](https://assets.st-note.com/img/1723793405323-MYxNfBMhJ9.jpg?width=1200)
しかし、素敵に見えてもあまりに非日常だと生活からかけ離れてしまいます。自分でもうつわだけ見ていた時と料理を装うと印象が変わることを何度も体験しました。いらしていただいたお客様に目の前にあるうつわに料理を装うとどんな感じになるかを見ていただくために写真を撮るように変わってきました。
![](https://assets.st-note.com/img/1723264437047-q9BMIuRikM.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1723264466020-8dGiSCheYM.jpg?width=1200)
また、今もっているうつわとの組み合わせはどうしたらいいかも悩むひとつです。
6年間続けてきてたどりついた形は、白木のカウンターの上に今持っているうつわと似ているものを並べて、悩んでいるうつわを一緒に置いてもらう方法でした。テーブルの色やランチョンマットの色も近いものにして並べてみてもらうと想像がつきやすくなります。
また、気になるものが沢山あって選べない場合は、すべて並べていただき、気になる選手権です。気になっているものを残していくと自分が好きな色や形がわかっていきます。
最初は、皆さん遠慮して手が進まないのですが、気に入った物を見つけていただきたいので、沢山ならべます。もちろん、買わなくても大丈夫です。
本当に気に入ったうつわを大切に使っていただきたいので吟味していただきたいと思っています。
工業製品できっちりした形、色に慣れている方が多くなり釉薬のムラなどを嫌う方がいらっしゃるそうです。
窯元さんでお話を伺うと、通販サイトでの販売では釉薬ムラで返品があるそうです。
ひとつずつ手作りである以上釉薬ムラもひとつの味わいですし、大きさも少し違うこともあります。だからこそ、その中で自分が好きなものを選んでいただきたいと思っています。まさに世界に一つだけの自分のうつわです。
気に入ったうつわに出会えれば、何度もお越しになることはありません。
だからこそ、一期一会。うつわの仕入れの状況でその時しかないものもあります。それもひとつのご縁だなと感じます。
最近、驚くのは、北海道、山形、横浜、大阪、岐阜など県外からお越しいただく方です。
名古屋に旅行に来たので、食器を見れるところを探していらっしゃる方。
産地まで行く時間がないので近くにないかと探した方。
旅行に行く際に、ガイドブックやネットでご覧になってお越しいただく方。
あらためて、インターネットの力は大きいと感じています。
しかし、ネットで情報を得られる世の中だからこそ
実物を見て、触って、並べてみて、お話をさせていただくことが大切だと
より感じるようになりました。
お取引いただいている窯元も最初は、近くの瀬戸、多治見が多かったのでが伊賀、唐津、九谷、有田、波佐見、沖縄と増えてきました。
作り手の方とお話しすることで、お客様にもお伝えすることができます。
また、お人柄にふれぜひうつわをご紹介したいと思うこともしばしばです。
これらのことを含め、キャッチフレーズにしている
「うつわでつなぐ、人と時間」が少しずつ実現しているように思います。
「もの」だけではなく、「こと」も伝えられるお店に育っていければ
大変うれしいです。
いつも皆様ありがとうございます。
これからもよろしくお願いいたします。