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刷毛目椀を日常に~豚丼とお吸い物~

漆のうつわというと普段使うのはちょっととおっしゃるお客様がいらっしゃいます。ツルツルの漆のお椀はちょっとよそ行きで特別な日に使う印象がありますね。
今回ご紹介する刷毛目のお椀は、日常使いにとても使いやすいお椀です。

休みの日のお昼に、豚丼とお吸い物を装ってみました。

赤の色は根来・黒の色は曙という名前です。

根来と曙の色違いで組み合わせました。
豚丼には大椀、お吸い物には茶漬け椀を使っています。
木のお椀のいいところは、熱さを吸収してくれるので持っても熱くないところ。また口当たりも優しいです。
適度に水分を吸収してくれるので、どんぶりものもべちゃべちゃにならなくてよいです。

根来は下地に黒の漆が、曙は赤の漆がぬってあるので、上塗りの刷毛目のあとに下の地の色が出てきて表情があります。
塗も個体差があるので、お店で購入されるときはどれを選ぶかも楽しみの一つです。
自分だけのうつわとの出会い!豊かな生活の第一歩だと思います。


茶漬椀は少し大きめなので具沢山のお汁に重宝します。


漆の存在感でどんぶりとお汁でもご馳走に見えます!


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