趣味やスポーツのコミュニティ・プラットフォーム #CMC_meetup on Advent Calendar Day9
はじめに
こんにちは。株式会社つなげーとの代表をしております鈴木と申します。
私は、趣味やスポーツのサークルコミュニティサイト「つなげーと」を運営しています。13,000以上のサークルが登録するなど、国内最大級のサービスに成長し、ユーザーのみなさんが日々の余暇を楽しむために活動いただいています。
ビジネスとしては困難な領域
さて、つなげーとのような趣味のコミュニティを扱うビジネスは、スタートアップ界隈では多くの起業家がチャレンジしては屍と化していった、鬼門とも言える領域です。学生など若手の起業家を中心に、思わずチャレンジしたくなる領域なんですね。
かく言う我が社も、B2Cでこのサービスを続けるために非常に苦労してきました。ベンチャーキャピタルなどに話に行くと「サークル関連には投資できない」と門前払いされるのがオチでした。
趣味や余暇のコミュニティと企業活動のシナジー
しかし、#CMC_Meetup を中心に、企業がコミュニティを自社のマーケティングに活用する動きが出始めました。
弊社は、もともと企業活動とは別個の趣味や余暇を楽しむサービスとしてコミュニティ・プラットフォームを運営してきましたが、そのコミュニティと企業を「つなげる」ことにビジネスの活路があることがわかってきたのです。
企業がコミュニティと関わるときは、大きく2つのタイプがあると思います。
タイプ1:自社でコミュニティをがっつり運営する
タイプ2:自社以外のコミュニティとうまくつながる
#CMC_Meetup では、主にタイプ1の取り組みが多く取り上げられているような印象があります。このタイプは、関係者のたゆまぬ努力と勉強が必要で、簡単ではないというのがみなさんの感想ではないでしょうか?
一方、タイプ2は、いい仕組みが作れれば運用負荷はぐっと下がります。
コミュニティを自走させること
多くのコミュニティマネージャーには「コミュニティを自走させたい」という思いがあると思います。
そのために我々が提案するのは「企業はコミュニティを運営しない。見守る」ということです。
これは「言うは易く行うは難し」ではありますが、コミュニティ・プラットフォーム(コミュニティ群をまとめるコミュニティ)のコンセプトをしっかり作り込めば、実現可能です。スケールも可能となってきます(コミュニティマーケティング界隈のポリシーとは逆行するかもしれませんが…)。
コミュニティのリーダーはアンバサダー
企業がコミュニティを運営せず見守るにとどめるメリットは、もう一つあります。自らコミュニティのリーダーを買って出る「リーダー」がオーガニックに出現するのです。しかもリーダー格のユーザーはアンバサダーに限りなく近いので「アンバサダーの発見装置」にもなるのです。
おわりに
つなげーとでは、フットサル、バレーボール、登山、ランニング、カメラ、旅行、女子会、…など様々なコミュニティ・プラットフォームを運営しております。
このコミュニティ・プラットフォームのオーナリング・スポンサー(命名権や広告出稿など包括的なアプローチが可能なスポンサー権)にご興味のある企業様を募集しておりますので、よろしければ弊社までご連絡ください。
support@tunagate.com
ややポジショントークになりましたが、コミュニティマーケティングの流れは本物だと思いますので、みんなで盛り上げていきましょう!
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