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セルフワーク〜真実は球体で灰色と茶色と緑を混ぜたような部分もある〜

前回の「ひどいこと」の記事の続きになります。(別に前回の記事を読まなくても読めます笑)

…と終末期医療についてあれこれ
考えていて結構しんどくなってしまったので

久々にアウトプットして整理しました。


働いていて
患者さんの悲惨な姿にショックを受けた。

血管は潰れて、全身透き通るようにむくんで、でも動くからベッドに拘束されている。 
いろんなチューブがついている。

あえて正直に表現すると
「ヤバイ」「ひどい」「怖い」「グロい」

そんな人に、点滴や採血をしなければならない。それがまた抵抗して動く。針は血管になかなか入らない。…というか血管が無い。

「早くしないと終わらないのに!!」
という焦りがイライラに変わります。
そして諦めるという選択肢が
こういうときほど無くなります。

そしてそういう自分が嫌になります。
「結局、私にはできることはないんだ」
「こんなこと思うなんて看護師失格だ」
「こんなひどいことをして
給料もらっていいんだろうか」

そんなモヤモヤを抱えていて
見て見ぬ振りをすると
さらにモヤモヤが集まってきます。
後輩の言葉に引っかかる。突っかかる。
そしてまた嫌になる。

はあ、ダメだ。


紙に書き出して思ったこと。

・私は汚いものは認めたくない。
・きれいなもの、正しいことしかあってはいけない。
・自分が手を汚したくない。でも汚いこと(ひどいこと)をやっている現実。
・こんな私には価値がない。


BLC(ビリーフリセット®リーダーズ講座)で学んだことで、思い出したことがありました。

【真実は球体】

世の中にはきれいなものも、そうじゃないものもある。
きれいなものしか無い事にするから、そうじゃないものが邪魔になり、より排除したくなる。
きれいじゃない側面があるのも事実。

そうだ、真実は球体で灰色と茶色と緑を混ぜたような部分もあるんだった。

採血のときにじっとしていてくれない患者さんにイライラする私。
患者さんの、痛々しい姿を悲惨だと嘆き、心配したりかわいそうに思う私。
仕事が終わればどうでもいいとどこかで思っている私。

そうだ、それが真実だ。

今目の前にいる患者さんの姿が真実。
「その人がそうなっていることには訳がある」
これも、ビリーフリセット®認定カウンセラーのあらいかずこさんに教えてもらったこと。

そんな世界を私は生きている。


そしてビリーフが転がっていたので
設定を見直してみました。

【早くしないと終わらない!】
→早くしなくても終わる
→一人でやらなくて大丈夫
→私はいつも助けてもらえる
→できてもできなくてもどちらでもいい

【私にできることはなにもない】
(これホントに言葉を変えてよく出てくるやつ)
→できることはある
→心で痛みや悲しみを分かち合うこと
→人間とは?命とは?と問い続けること
→少しでも苦痛がないよう、技術を向上しようとすること
これらはできること(というかやっている)

【私はお金をもらう価値がない】
→私はお金をもらう価値がある
※ここは全然しっくりこない。


こんな感じですね。
お金に対しては、すごくブロックがある感じです。まだまだ皮が厚い。

またやります。 



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