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小杉湯-サウナのない激混み銭湯

サウナが人気であることは、まちがいない。
特に2023に入って立て続けに新設がふえている。

週7サウナの無類のサウナ好き私が通う、
唯一の サウナのない銭湯 を語ってみようと思う。

小杉湯

それは東京、高円寺。
北口の商店街を抜けると見える昭和8年創業の銭湯だ。

唐破風屋根の重厚なおももち

いつもお客さんでいっぱい。
一度でも通うと理由はわかる。

愛にあふれている

店主の細やかな気づかい。
ところどころに書かれている言葉とPOPが
日中に仕事で張り詰めた頭をいやしてくれる。

○○厳禁、禁止事項、などのきつい言葉がない。

テクノロジーを駆使している

SNSを使い倒していて、
公式ページや、twitter, instagram などを利用し、
それぞれの顧客属性に合わせた情報を
絶妙なタイミングで送ってくる。

コラボイベントがもりだくさん

instagramにおふろカレンダーというものがあり、
企業とのタイアップやお湯の情報がもりだくさん。


レイソン美帆の存在。

番頭として従事するレイソン美帆がいる。
銭湯全体にひろがる細やかな仕掛けは彼女の手によるものだ。

ふろカレの 610&むらたかなこ、ナタリーなど、
多くの感情労働よりささえられている。
Web3でいうところのDAOだ。


熱湯と水風呂のループがいい

小杉湯の名物はミルク風呂ではあるのだけど、
100℃越えの中毒になってしまったサウナーに
特にお勧めしていきたいのは、
44℃前後のあつ湯と、水風呂、休憩のリピだ。

奈落におちるととのいとはちがう新しい感覚
ととのいがブラックコーヒーなら、これはハーブティーだ。

原宿どまん中に

そんな小杉湯が24年春先に原宿にやってくる。
明治神宮前交差点の角地の一等地にできる新商業施設にだ。


小杉湯をささえるひと達は、
どんな新たな仕掛けをしてくるのだろう。

これを読んで銭湯が好きになるサウナーが
ひとりでも増えたらうれしい。


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