地質年代境界の国際基準地のキャラクターを勝手に考える
ヘッダー画像は、ゆるいキャラクターのコンテストを行う団体のHPから引用させていただきましたが、諸々の知的財産権が複雑そうなので画像を加工しております。(冗談です)
チバニアン
ちょうど1年前、チバニアンを見に行って来ました。
いずれ「房総ジオ巡り旅」としてまとめたいです(が、鶴見川遺跡紀行すら未だにまとめきれません…)
専門家やボランティアガイドさんが、親切に教えてくださいました。
とても興味深く、楽しかったのですが…
なんだか、チバニアンのPRの圧が弱いのです。
これから立派なセンターができるそうなのですが、やはり、ハードだけでは物足りない。もっと、この国際基準地を、日本だけでなく世界中に派手に紹介したい!
そのためには、何と言ってもソフトパワーを持つゆるキャラが重要です(かなり飛躍)
しかし、現状では市原市のキャラクターオッサくんが、電柱に小さく貼られているだけした。これでは、もったいない。
オッサくんは可愛らしいけど、イマイチ地質学らしさがない…
そこで、勝手に考えた!
チバニアンのキャラクターを考える
全国に知名度のあるスーパーアイドルのような、分かりやすいキャラクターを考えよう!
いかがでしょうか?
「○ーバくん」が千葉県の全形を表しているので、チバニアンの場所も明確に分かります。また、「○バニャン」が地縛霊ということからも、地質に縁があります(あるのか…?)
ベップワニアン
昨年末、人類繁栄時代「人新世」の基準地として名乗りを挙げた別府湾。
下表は地質時代区分表です。現在は新生代・第四紀・完新世の真っ只中。その始まりは1万年前の新石器時代(日本は縄文時代)あたりです。
今後、この表の第四紀内の一番上に人新世が入るとされています。
人新世の開始時期はまだ決まっていませんが、農耕が始まった先史時代、18世紀の産業革命、さらに環境汚染が加速した1940〜50年代などの案もあります。
でも、核実験で放出された放射性物質の堆積痕が「人新世」のエビデンスっていうところが悲しい。そのうち、PCBやABS洗剤、マイクロプラスティックなども、地層の年代測定マーカーになるのかも知れません。
暗い話はこれくらいにして…
ベップワニアンのキャラクターを考える
まずは、別府市のゆるキャラを当たってみよう。上手くいけばコラボできるかも知れない。
う〜ん。完成度が高すぎて(?)つけ入る隙が無さそう。
ならば、新しいキャラを創造しよう!
こんな時は、もう一度、別府湾の地形をよく見て…ん!?
別府湾がワニに見える。そして…
ベップワニアンの中にもワニがある!これは、もう…
ワニのキャラクターで行くしかない!
まずは、ワニキャラの先輩方に仁義を切らなきゃ。
ばにお…なかなか個性的なキャラだ。
次は、
インテリなワニだ…ありがちな形状だけど。
ちなみに、大阪大学豊中キャンパス理学部の新校舎工事現場で発見された、ワニの化石(マチカネワニ)がモデルだそうです。
他にも、
おっと、横浜市にもワニキャラが!鶴見区の形がワニに似ているからなんだ。
こちらも愛らしいフォルムだけど…全身緑色で予算削減か?
よ〜し、ゴルフウェアのワニだって、100日後にどうにかなってしまうワニだって、ぜ〜んぶ飲み込んでしまえ!
グルグル攪拌して鍋で煮詰めて、ハイッ!
実は、チバニアンを見に行った後、ネタでチーバニアンを描いていたのですが、なかなかチバニアンの記事執筆まで手が回らず、このままでは日の目を見ずに埋もれてしまう恐れが…
そんな所にベップワニアンの報道を見て、「こうなったら、まとめて一緒にアップしてしまえ!」と、やや無理気味に記事を作成してみました。
という訳で、大変お粗末で失礼いたしました。