久しぶりにスクリーンで観たい映画に出会った「少年の君」
こんにちは。
菜紡です。
少し心の内を語らせてください。
ミステリと言う勿れで、いじめの加害者についての記述がありました。
それで思いました。
いじめる人の行動言動を異常とは判断するものの、いじめる人の心を考える場面は少ないのではないかと。
いじめの加害者に焦点を当てた活動ができないか、そう思って色々調べていました。
そこで見つけたのがこの映画。少年の君。
リアルで、心に響いて、心が動かされて、たくさん涙が出てきました。
生徒も先生も、子どもも親も、警察も、みんな生きている。
それぞれの葛藤と想いがある。
お互いに思っていても伝われない。
自分のことしか考えられない時もある。
なんと言っても、役者さんの演技が素晴らしかったです。
きっとこれが普段見えていない現実で、
それぞれの環境が、
人とのコミュニケーションが、
「いじめ」の発端を作っている。
この映画の内容を「感動した」とか「素晴らしい」と安易に言葉にできません。
私が1番感じたのは「辛い」です。
「君が世界を守るなら、俺が君を守る」
社会への反発、不条理、信じられない人ばかり。
そんな中で強く生きるふたり。
そんな社会でも私たちは、
生きている。
生きていける。
生きていかなきゃいけない。
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