ひさしぶりに大号泣した。#セカコイ
おはようございます。こんにちは。こんばんは。
菜紡です。
映画「今夜、世界からこの恋が消えても」をアマプラで観ました。
泣きました。今日も仕事なのに夜中に観ました。今、目が腫れています。
題名は知っていました
原作は読んだことありません
(良すぎたので原作とその続編を読もうと思います)
正直、よくある恋愛ものかなと思い、観ていませんでした
(確かに良くある恋愛ものに入るのかも)
道枝駿佑さんも福本莉子さんも、お名前を存じ上げる程度の認知度
(基本的に芸能人の方を知らない)
そんな私が、ふとアマプラを開いたら見放題に追加された広告が出ていて、「あ、観よう」と思い、すぐにクリックしていました。
元々一人で映画を観て、泣くことが私のリフレッシュ方法の一つです。
少し前までは映画館でも号泣できたのに、(たぶん)メイクを気にして泣けなくなっていました。
どうしても泣けない。涙が溢れてきているのに。の連続でした(「ミステリという勿れ」で泣けなくて苦しくなった)
最近泣いてないなぁなんて思いながら(小説で泣いているが)見始めたら、涙が止まらない。開始20分くらいからずっと泣いていました
(ティッシュが減った)
三木監督、月川さんの脚本というのも私にはまる理由なのかなと納得。
「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」も「君の膵臓をたべたい」も学生時代に映画館で観た世代。
(いやそれにしても泣きすぎたので、自分の今の精神面を深掘りしたいな、なんて客観視しながらも…)
道枝さん演じる透くんが優しい。
たぶん最初は正義とかそんなのではなくて、どこか投げやりで、でも周りをよく見ているから些細なことに気が付く人。だから、優しく見える。
そんな人だったように思う。
その優しさがどんどん変わっていって、好きと優しさが溢れていく。
その優しさは無理にやっているわけではなくて、でも家族のこととか自分のこと、透くんの中でたくさんの葛藤があったのだと分かる。
好きと使命と優しさが折り重なって、透くんの儚さになっている。
というか、道枝さんの少し痩せる感じとか線の細さが響いてくる。
真織ちゃんの「前方性健忘」の描写も響く。
忘れてしまう、ということの努力や思いはきっと部外者にはわかりにくい。
それを支えた家族と、何より泉ちゃんの思いは見ていて心を抉られた。
正直、もっと救われる形があったのではと思ってしまうくらいに悲しい終わり方だった。
でも、透くんはやり残すことがないくらいに輝いていた。
真織ちゃんもこれからもっともっと輝いていける。