つむぎの文箱から
今月ご紹介したのは
DELTA(デルタ) の
DOLCEVITA(ドルチェ・ヴィータ)
まさに 一生の不覚
心残りになるところが
奇跡の大逆転!の万年筆🖋
事の発端は2007年9月公開の
映画🎬『クローズド・ノート』
多分、レンタル見て
劇中にあまた登場した中で
最も心に残った万年筆
しかも、カタカナ名前を覚えるのが
たいそう苦手な私が
正確に名前を記憶していたのだから
相当、強い印象だったと思われる
まだ万年筆を使いこなせておらず
使い続けられるか自信がない
お迎えしても宝の持ち腐れになりかねない
でも、いつかお迎えしたい
「いつか」と思っていたら
2018年2月にデルタがまさかの廃業…
この報を耳にしたのが
2ヶ月後の2018年4月
文具店や文具コーナーへ行くたびに探してみても
どこにも1本も見当たらなくなっていた
ところが2018年9月
友人との待ち合わせまでに時間があり
ひょっこり入ったお店で 巡り逢ってしまった
前の週に、私と同様に探し回っていた女性が
即決でお迎えされていて
残るはあと1本
いつかお迎えしたいと思っていたのに
廃業でお迎えが叶わなくなるかもしれなかった
それが‼️
恋焦がれた万年筆が目の前にある
でも、金額にひるんでしまった
どうしよう
どうしよう…
どうしよう………
待ち合わせ時間は刻々と近づく
清水の舞台から飛び降りる、
まではいかなかったが
石段の5段目辺りから飛び降りる
くらいの氣持ちで
お迎えすることを決めた
教訓⚠️
万年筆もお見合いと同じ
一期一会
いいなぁと思ったら、お迎えしておくべし‼️
《つむぎの文箱から》は
FMくらしき おまかせラジオ内で、
毎月第3火曜日14:30ごろから放送中
📝つむぎの ひとこと ふたこと🖋
ドルチェ・ヴィータをお迎えしたときに
驚いたことが2つ。
1つ目は、店員さんが白手袋をはめて
商品チェックをしたこと。
2つ目は、ケースがまるで貴金属を収めるような
立派なものだったこと。
あまりに立派で捨てるのがもったいない程。
使い途があるわけではないから、
処分してもよさそうなものだけれど。
捨てられないのは、可燃ゴミか不燃ゴミか、
分別に迷っているせいもあったりする。