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tumugi
2022年11月26日 14:50
生まれて初めて立ち上がろう生きようとしていた頃があった短い人よりは長めに長い人よりは短めにある今自分の足で立つことが怖いもう一度ただ立つ生きることを楽しむどんなことも恐れずただ楽しんできた自分は飛んでいたのだろうか横になり終わりを待つほうが楽だなんて期待するより諦めるほうが楽だと決めつけてしまったそこには変化がないと気づいてもいる変わりたいという本音変わ
2022年11月19日 14:38
一番外乾いていく地に落ちていくより低い気温を耐え抜くため超えていくための営み小さきもの 集い笑う時ありほころび枯れゆく小さきもの ぽつりきて家族きて仲間きてバラバラに感じ刻み去る時来ればまたぽつりザクザクと音を立てただ生き残る様を眺めにやってくるひとりでもよく語り触れ笑む集えばより笑うここに残らず超えていけ暮れても暮れ
2022年11月12日 13:04
手摘みの距離でずっと一緒にいられたらよかったただそこに在るものたちと踊るように遊び回った記憶手つかずのものたちは変わらずにいたそのことを忘れて過ぎたわたしの時間壊す前から分かっていたこと壊すのは簡単で短すぎた過ち止まらなかったなくしたあとに気づくこと便利さの後ろめたさ失った規模の大きさわたしもあなたの一部だった記憶の奥深くに刻まれた祈り手つかずの存
2022年11月5日 17:08
いつも顔色をうかがっていた女の子不機嫌な母の期待に応えようと一生懸命がんばり続けた女の子笑ってほしかったずっと笑顔でいてほしかった大好きだよといってほしかった優しく抱きしめてほしかった安心したかったの母の機嫌がいい日、ごめんねと謝ると「いいよ」と優しく言ってくれた。大切な記憶もっと優しくされたかったもっと欲しいものは手に入らないまま今日を作り出すことが