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tumugi
2017年8月13日 16:03
止まらない波音を聞きながら小さく冷たい肌を撫でてみる浜辺の石よ どんなもの達と知り合ってきたのか起こりうる全てを一身に受け止めて繰り返し打ちのめさるたび丸くなる 今の姿があなたの全て 傷付く事も戦う事もなくいま偶然ここにいて傷んだ心を和ませる存在 赤く染まり冷めない季節いつまでも迎えに来なかった死人を思い出させる夕刻 コロリと反転させた中央だけが湿っ
2017年8月2日 09:55
犬の糞が地雷の様に散乱するアスファルト蝉の死骸を見る事はなく踏んだ経験もない 何でも贈れるしなんでもしてあげると言う 誰に自慢したくて言ってるのかしら 何も持っていない空っぽな人 何でも欲しいしなんでもしてほしいけれど あなたは何も持っていない 空っぽな人 呆れるほど気付いていないのね意外とそういうものなのかもね 抜け殻 疎ましく重