(Vtuberの再開と)楽曲のカバーについて

と或る配信で活動を休止したVTuberの楽曲を別のVTuberが歌っていました。

使用できるオケは無かったのでアカペラですが水科葵さんのメロウを奏みみさんが歌っています。
メロウはGEMS COMPANYの水科葵さんの代表曲ですが、GEMS COMPANYは2024年12月に活動の区切りとして充電期間に入っています

充電期間に入る、と言っても再開の目途が立たなければそのまま自然消滅してしまう可能性だって少なくないのが現状でしょう。
そんななかでも歌が歌い続けられていることやYouTubeの動画などのコンテンツが見続けられていることは価値のあることだと配信の中でも語られていました。

一方、自分の好きなVTuberさんの中でも、充電期間を経て戻ってきたり、不定期になりながらも存在感を示して活動したりしているVTuberさんもいます。
前者は2022年2月28日に活動休止したものの2025年1月に自作モデルを引っ提げ戻って来た江戸レナさんのことであり、
後者は2021年10月に定期的な配信は中止としたものの、以後も単発で他のVTuberさんやとのコラボ配信を行ったり、2025年にはコラボカフェなども開いて2025年のブイアワにも参加されている燦鳥ノムさんのことになります。
いずれの方も、自分は好きな楽曲が多く有って、たまに聴いているのです。

https://youtu.be/If_GLYKh4aY?si=RXW9NyUPpGnP2SMO

聞いているから復活したということは全くないのでしょうけど、聞き続けている人が戻ってくるのは、ファンとしては本当にうれしい事です。

これらの流れて自分はなぜか先日見たみのミュージックさんでの楽曲の復権の話を思い出したのでした。
みのミュージック 〜 カバー曲が激減した“本当の理由”

詳しくは動画を見て欲しいのですが、誰が歌うか、どんな音色で奏でられるか、に曲の魅力が移っていっていることで、他の人が歌っても曲の魅力を引き出せない、ということが前置きとして語られています。
そのうえで、7分過ぎの辺り、花譜さんの声をサンプリングした音楽的同位体可不の最新版が本人の意向で発売中止になったことに触れて、このまま進むと"声"や"音色"は自由に入手できる時代が来るので、楽曲そのものの魅力が復権する可能性があるのではないか?という内容になっています。

おめシスも可不の件について触れていましたね。可不の部分の内容としてはこちらの方が面白い内容になっています。
おめがシスターズ 〜 YouTubeにエグい機能が追加されたらしい。。
可不の下りは1時間過ぎ辺り

合成音声の話のつながりでは最近見た #kzn が歌う Hello morning も思い出しました。
#kzn がHello, Morning歌ってみた

キズナアイさん本人の歌もAIに寄せてる風も有るけど、この #kzn の歌は自分は多分一聴しただけでは合成音声とは分からない気がしました。
可不の中止とは逆の方向ですよね。みのミュージックさんの言っている声や音色の民主化、というのがここに表れているような気がしました。
そしてキズナアイさんは今月2025年2月にスリープから目覚めることが予見されている状態です。
どのような形で起きるのか、自分には想像できませんが、また一つ大きな出来事として楽しめるのではないかと興味が湧いています。

総括すると、この一連の話で自分はVTuberの曲は歌い続けることで存在し続けるし、いわゆる”中の人”が戻ってくることだってできる、というのが何か面白いなと思ったという話でした。


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