『進化論』の感想
2023年12月30日にGRIT at Shibuyaで開催された奏みみ2ndlive『進化論 - Volume "1"』及びアーカイブの感想です。ライブのアーカイブはSPWNで2024/1/6まで見ることができます。
ライブの一部は奏みみちゃんのチャンネルのショート動画やtiktokとしてあがっています。下記はそのうちの一つ
またYouTubeで行われた同時視聴(現在はメンバー限定)にてみみちゃんがどんなだったかの感想を話してくれています
セットリスト
-opening-
MiMi the Super Cat
-MC-
Underpass Dreamer - SING-ALONG - I LOVE ME!!
Wanna Know Me??(live ver.)
-MC2-
君色
-MC3-
進化論
-MC4-
こと勿れ - バイプレイヤースター - Crazy Crew
-encore-
CATSTREET
-MC5-
Hello-Hello (take2)
-特報-
-S席特典-
全体的な感想
vsinger奏みみちゃんの2ndリアルワンマンライブ。今回は2023年の10月にお披露目した「リアみみ」でのライブでした。
顔などの詳細は逆光で見えないようになっていましたが、パフォーマンスのキレなどはばっちり見えて、最前列の人は手を伸ばせば届くんじゃないかってくらい近い位置関係。
声を出せばすぐに伝わる距離で観客が掛ける声やコーラスの合唱、ペンライトの光や突き上げるこぶしや手のひら、それらが混然と熱狂の中にあって心地よく没頭できる空間でした。
各曲のVJではリリックビデオが使われていたり、トランスフォームシンガーの所以である色んな姿のシルエットが次から次へと変わって映されたり。
新旧のロゴがどんでん返しのように入れ代わり表示されるのにも意味を感じましたし、いくつかの曲では別途1枚絵が用意されてたりしたのもあったのか曲が持つ雰囲気を際立たせていました。
MCではvtuberなのにリアルな姿でパフォーマンスすることに対する気持ちなども語ってくれたり、大事な曲でポカをしてたり。1時間半とは思えない濃密であっという間の時間。
ライブの最後には特報! 新曲『進化論』のリリース( https://ingrv.es/jbf-sm3-4 )とともに4月にはまたライブが開催されることが発表されました。
その後、S席の特典では Alicia Keysの『If I Ain't Got You』を弾き語りで聞かせてくれたあと、鬼教官も登場してサイン色紙を賭けてのじゃんけん大会がありました。
開場前の物販ではスタッフの一人である「ぬぐう君」のリアみみコスプレ姿が出没したり、有志の方によるフラワースタンドも華やかで活動5周年を記念したコミュニティの寄せ書きも実物に起こしたものを見ることができました。
周年記念の寄せ書きの実物も見れた。
https://memoreeel.com/receivers/message-boards/b86a1e9613f9ce8f5bc4914c4898 パスワードはコミュニティ#みみっこみゅにて
細かい感想
アーカイブ期間も終わったので各曲の感想を追加しておきます
(記憶に頼っているので順番が間違っている可能性も大いにありますがご了承ください。間違いを思い出したら都度直します)
openingは白地に見慣れない歌詞。いつもの青い夕闇の背景にほの明るく光るアーチでないし、みみちゃんが緊張した声で読み上げるので何事かと思いました。新曲『進化論』の歌詞であると気づいたのはあとの話
そして最初に流れて来たのは『MiMi the Super Cat』
やっぱりオープニングはこれだなという感じで最高に気分が盛り上がりました。バックに写る色々なみみちゃんの姿も変身したんだぞということを強調していて良い感じです
歌いきってちょっと緊張しているMC、そのあと『Underpass Dreamer』のイントロが聴こえてきました。急いでペンライトの色を調整。赤のペンライトを左手で振りつつ、右手は青色。「赤信号を青に」最高のタイミングで右手のペンライトを振りかざす。うまく行ったかどうかは分からないけどこのままライブが突っ走ってほしいなと思っていた瞬間でした
『SING-ALONG』は英語曲。「coffee、donuts and capcake」のとこを一緒に口ずさんでしまったりなんかして
ここでみんなが座ってることにみみちゃんが気づき「立って立って」の声かけ。正直最初でちょっと腰を浮かせてたけど、最初は前進が後ろの方まで見えて良かったのかも。
続く『I LOVE ME!!』 は「み!み!み!」の大合唱が気持ち良かったですね
その後は耳慣れないイントロ。なんだなんだ?と聴いてたら『Wanna Know Me??』の聴き覚えのある挑発的なメロディが流れてきました。ファーストライブの時も同じようにびっくりしてた気がするw
会場の様子が良く見える話。会場にはほんと老若男女いろんな方がいて色んな恰好。もちろんライブTや今まで出してたグッズの服が多いけど、そうじゃなくてもみんなで楽しむ空気に包まれてた気がします
変身の時の話などを少しして『君色』
進化論のライブグッズだったペンライトは色が自動的に変わる機能が付いていたので、それをオンにしました
だいたい一小節ごとに色が変わっていくので色々な色があるよなあと、何とも感傷的な気分になったりして
曲が終わってみみちゃんの今の気持ち、このライブに駆ける思いをじっくり語ってくれて、物販に立ってた「リアルみみちゃん二号(当日は半分プライベート出来てたスタッフの愛称「ぬぐう君」のコスプレ)」で「コワイネー」と心から絞り出した感想のあと、思い出したように開場いじりをしたり。
衣装で観客のキャラクターが固まっていくのがすごいな
そして友達のメイクアップアーティストにしてもらったヘアメイクの話
巡り合って仕事で関係するのはほんとすごいな
そのあとそんな思いを込めて、新曲『進化論』
次元を超えて進化していく意気込みを感じる曲でした
https://youtu.be/leubXwxXb6Y?si=Eq_bcVLm9vbojHnM
「あと3曲で終わりです。」
会場の「エーイマキタバッカリー」の声を聴きたいあまりにみみちゃんがずっこけ忘れたのは笑いました
笑いながらも終わりが近づいてくるのはやっぱりちょっとサビ勝ったのは本当です
『こと勿れ 』でちょっと転びかけたのはヒヤッとしましたね
「大丈夫です」の声は会場では聞こえたかどうか忘れるくらいヒヤッとしました
でもそこから立て直すのがかっこいい
次の『バイプレイヤースター』はノシノシからのダンダンダン、そしてくるくる回す!とペンライト振り回すのがものすごく楽しかった
しかし「でもこんなもんじゃない!」を会場で叫ぶ勇気が出なかったのがちょっとした後悔ですw
そして最後の『Crazy Crew』
イントロのノイズが聴こえてなぜか少し寂しくなりました
歌詞に合わせて指を差しあったり、何か分かるようなものがあってうなずきながら腕を大きく左右に振ってたり
「らーらーらららら、らーらららー」声を限りに一緒に歌ってました
曲が終わっても拍手は鳴りやまず、すぐにアンコールの掛け声が続きました。結構長かった気がするけどずっと声が止まなかったのすごかったな
「進化論」のロゴが揺らめいているのを見ているのもなんか良かった
着替え終わってTシャツを着たみみちゃんがあのイントロとともに再登場
そしてあのイントロが聴こえてきて『CATSTREET』
そしてほんとに最後の曲『Hello-Hello』
「どこにいても繋がってる」コロナ禍やいろんなことを超えてきてこのメッセージは色あせないなあと思いつつ、流れてくるメロディ。
「んん?」別アレンジかと思いました。実は目覚まし代わりにこの曲を流しているので「ここだよー」で始まるのは知ってるのですw
しかしそういうアレンジが有っても良いのかもしれないとは思いました
take2で口上からやり直したのもちょっと緊張が解けてこんなのもあって良いかなとも思ったり
ほんとこの曲は聴けば聴くほど構成もメロディも好きだなと思う曲です
演奏とかになるとまた違った感動があると思うし。ギターソロの部分とか
最後のコーラスはずっと続けたくなりましたね
元の曲ではすっと消える最後のコーラスも名残惜しさで息が続く限り伸ばしてました。文字で書くなら「おーおーおーおーーーーーー、、(ケフ)」です
そのあと、特報をみててねーと言われてみてたら特報1として進化論のリリース!
嬉しいけど「特報1」!?間髪入れずに特報2で4月のライブが発表されて大興奮でした
たぶん場所を確保できたから日付が確定しているのだと思うけど、東京某所ってどこだろう。東京って書いてあるくらいだからまさかと思うけど丸の内?というのは半ば冗談ですが、池袋、渋谷、と来て次がどこになるのか気になります
運よく参加できたS席特典。スタッフの人がごそごそと横に置いてあったピアノを用意しだして期待が高まりました
ピアノ弾き語り は『Alicia Keys - If I ain't got you』 最近、リアミミの弾き語りのオープニングで聴けるけど、この日の演奏は本当に最高だった。弾きやすいピアノだったと言っていたし。
その後はサイン色紙を賭けたじゃんけん大会。2回行って勝ったのは2回とも右側の端の席の人。きっとなにか運気があったに違いない
個人的な感想
自分はラッキーなことに2列目のほぼ真ん中の席で見ることができました。
入場の時からドキドキでステージ上に貼られたテープを見ては、ここでパフォーマンするのかな、近いなぁなどと周りの人と話したりしてました。
逆光のため、観客にライトを浴びせる形になります。
自分は実は少々目が弱いので強い光を遮るためにもキャップを被っていました。(ロゴ入りのキャップを被りたいというのも強い理由ですが)
自分みたいなおじさんがいると場違いかなという気もしていますが、周りの優しい気持ちに甘えて存分に楽しみました。
多分自分が最年長なんだろうなあとか思っていたのですが、自分よりも年配に見える方もみかけたし、なんだか女性の方の比率も多いような気がするし観客の層もほんと自由で楽しめるライブだと思いました。
じゃんけん大会は2回戦あって、両方とも最後の方まで残っていたのですが、あえなく敗退しました。みみちゃんが強くて最後なかなか決着がつかなかったのが面白かったですね。こんなにじゃんけんに熱くなったのは某クイズ番組でやった球場での敗者復活戦以来です。(Xでじゃんけん大会の秘蔵映像が出てたので貼り付けます)
4月のライブもほんと楽しみです。特報の絵柄を見ると、それぞれの姿のみみちゃんが描かれている、ということはどゆこと?という期待も少し
ぽっちゃりみみちゃんが歌ったりMCしたりしている最初のライブの様子はメンバー限定ですが下記で見れます
【ダイジェスト映像】奏MiMi LIVE! on STAGE - vol.1
超個人的な感想
会場に行くまで何をしていたかの話を少し
渋谷はたまにしか行かないのですが、そのたまに行くときはたいてい文化村の建物。今回のGRITは文化村の建物の真向かいに有るので馴染みがあると言えばあったのですが、文化村は工事中。始まるまで適当にのんびりしようと思っていた目論見が崩れて、ちょっと気落ちしてました。やっぱり渋谷は苦手だな、と。
もう一つたまに行くのが松涛美術館ですがこちらも閉館中。仕方ないので近くの松涛公園でぼーとしてました。
そろそろ行こうかと公園の入り口に向かった時に外国人の子供が投げたボールがこっちに飛んできたので転がして返してあげたら「アリガトゴザイマス」とカタコトで言われてちょっと気持ちが高まったのを覚えています。
ライブも最高だったし渋谷も悪くないな、と思いました。