スリザーリンク
駅から職場までの約2kmの道を歩くことがある
途中少し奥に入った公園に寄ってベンチに座っておにぎりを食べたり犬の散歩をしている人に会釈を返したり
冬の時期は枯れた芝生に凍った夜露が溶けて地面が星のようにきらきら光っている
そんな風にのんびりしていると幼稚園の通園バスが走っているのを見かける
幼稚園のバスは通う子が待っているそれぞれの家の前を通るので、広くもない住宅街の道を角を曲がりながらぐるぐると動いている
なぜかスリザーリンクというパズルに似てるな、と思った
スリザーリンクは数字と点で示された面に一つのループを描くパズルで、自分の中では1.2を争う好きなパズルだ
通らないといけない道と通れない道を見極めてで一つに決まる曲がりくねった道を選ぶのだけど
こちらの住宅街ではこのルート、そしてこちらではこう、と狭いところで最適な道を作ってそれをつないでいく、という「解き味」が似てる
当の運転手さんはそんなこと思ってないと思うけど通勤の時にそんなことを思っているという話です
行きたい観光地を繋げていく作業にもイベントで出かけた時に近くの建物による行為にも似てるなと思ってたりします
たまに破綻することもよく似ていたり